月面ナチスSF映画、7年ぶりの続編『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』日本公開が決定 今度はヒトラーが恐竜に乗って大暴れ
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』 (C)2019 Iron Sky Universe, 27 Fiims Production, Potemkino. All rights reserved.
SFアクション映画『アイアン・スカイ』の7年ぶり続編『Iron Sky :The Coming Race』が、『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』として7月12日(金)に日本で公開されることが決定した。
『アイアン・スカイ』は、第二次世界大戦後にナチスが月の裏側に逃れ、秘密基地を建設、人類侵略を開始する……というシニカルな設定のSFアクション映画。クラウドファンディングで1億円を集め、製作にこぎつけたことでも話題となった。続編となる本作も、クラウドファンディングサイトIndiegogoで1.5億円を集めている。
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は30年後が舞台。地球は月面ナチスとの戦いに勝利したものの、核戦争のために自滅・荒廃し、エネルギーが枯渇のため絶滅の危機を迎えていた。主人公のオビは、地球深部に新たなエネルギー源があることを知り、“ロスト・ワールド”へ旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社が支配する世界だった。
解禁された特報映像では、シリーズ初登場となる第三帝国の総統アドルフ・ヒトラーが恐竜を操る姿が収められている。演じるウド・キアーは、元月面ナチスの総統ウォルフガング・コーツフライシュ役との一人二役で出演。また、主人公の月面基地の機関士・オビをララ・ロッシが演じるほか、前作で人気を博した元月面ナチス青年団伍長レナーテ・リヒター役のユリア・ディーツェも続投。前作に続き、ティモ・ヴォレンソラ監督がメガホンをとる。
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は7月12日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。