乙一監督のホラー『シライサン』に忍成修吾、谷村美月、江野沢愛美らが出演 染谷将太は10年ぶりのタッグに「感謝感激」
-
ポスト -
シェア - 送る
左上から時計周りに、忍成修吾、谷村美月、染谷将太、江野沢愛美 (C)2020松竹株式会社
2020年1月公開の映画『シライサン』に忍成修吾、谷村美月、江野沢愛美、染谷将太が出演していることがわかった。
映画『シライサン』は、小説家・乙一こと安達寛高氏が監督・脚本を手掛ける映画。ジャンプ小説大賞を17歳の若さで受賞し、数多くの作品が映像化されてきた安達氏は、完全オリジナルの本作で長編監督デビューを果たす。『シライサン』で描かれるのは、「視線を逸らすと殺される」という怨霊“シライサン”の恐怖。“眼球が破裂した”不自然な状態で友人を亡くした大学生の端紀がシライサンの呪いに迫っていく物語だ。主人公の端紀を、本作で映画単独初主演を果たす飯豊まりえが演じ、同じく眼球破裂と心不全で弟を亡くす大学生・鈴木春男役で稲葉友が出演する。
新たに出演が発表された忍成が演じるのは、シライサンの呪いと連続不審死の関係を追う記者・間宮幸太。谷村は、間宮の妻・冬美役で登場。冬美は、事故によってつらい記憶を抱えるミステリアスな人物でもある。
江野沢が演じるのは、瑞紀の友人・加藤香奈。香奈は、シライサンに運命を狂わされていく役柄だ。演じる江野沢は、主演の飯豊と初の映像共演を果たす。
また、染谷は、山奥の旅館に出入りする酒屋店員・渡辺秀明役で出演。染谷は、安達監督の初監督作品『一周忌物語』(09)に出演していたことから、本作への出演を決意。10年ぶり、2度目のタッグに「自分を忘れないでくれた!と感謝感激でございます」などと語っている。
忍成、谷村、江野沢、染谷のコメントは以下のとおり。
忍成修吾(間宮幸太 役)
久しぶりのホラー映画への出演でした。最初は事件を調べていたはずだったのに、徐々に人外の存在に気づき始めて巻き込まれていく男の役です。大事な人を守りたくて暴走してしまうのが、いけないものと思いつつ。。。とても共感出来ました。自分の出演しているシーンは昼間が多かった印象です。それがまた不気味なのかなと思いつつ、どの様に仕上がってくるのか楽しみにしています。
谷村美月(間宮冬美 役)
物語を読んで、出来るだけ自分の中で想像を膨らませて作品に取り組んでいたものの、 実際に撮影をして、少しばかりの映像を見させて頂いたとき、自分の想像を遥かに上回り、 そこには不気味さが際立っていました。早く多くの皆さんに見て頂き、この恐怖の連鎖を味わって頂きたいです。
江野沢愛美(加藤香奈 役)
最初は全く経験のない役柄だったのでとっても難しくて不安でした。
ただ本読みの時に自分が用意していった香奈を相談したところ監督がすごく褒めてくださったのでとても安心して撮影に臨めました。特殊メイクのクオリティも素晴らしいので、そちらにも注目していただきたいです。
この映画は1シーン目の私がきっかけでストーリーが進んでいくため、本当に私にとって1番難しいシーンで、撮影日もとっても悩みました。そのくらいそのシーンは特に大切に演じました。なのでしっかり見ていただけたら嬉しいです。あと私の撮影初日が旅館で怖い話をするシーンだったんですが、染谷さんが素晴らしすぎて全員が本当にビビってたところをぜひ見て欲しいです。笑
染谷将太(渡辺秀明 役)
およそ10年前に安達組の短編に出演させて頂きました、そして初長編映画に呼んでいただき、自分を忘れないでくれた!と感謝感激でございます。すごい濃厚な後味の残る「シライサン」、映画館に異様な寒けと空気が流れるこの映画を、是非劇場で感じて欲しいです。
『シライサン』は2020年1月全国公開。