ジャスティンのマネージャーがテイラーのレーベルを買収か!? のその後とは?

2019.7.2
コラム
音楽

※大手レコード会社の洋楽部門での豊富な経験を持つ筆者によるブログ「洋楽天国」提供記事をお届けします。

スクーター・ブラウン、テイラー・スウィフトのレーベルを買収

ジャスティン・ビーバーのマネージャー、スクーター・ブラウン(38歳)がビッグ・マシーン・レーベルを買収したと音楽業界誌ビルボードが伝えた。投資ファンドのカーライル・グループがバックにいるという。

ビッグ・マシーンはテイラー・スウィフトが在籍していた。彼女の6枚のアルバムがある。現在はカントリーのスーパー・スター、レディ・アンテベラムやフロリダ・ジョージア・ラインが在籍している。買収金額は330億円(1$110円換算)だという。以前から売却の噂があった。

スコット・ボルチェッタ(56歳)のビッグ・マシーン・レーベルはナッシュビルにある。2005年に創業した。彼は元々、映画会社「ドリームワークス」の音楽部門の幹部だった。その前はカー・レイサー。ビッグ・マシーンは車好きのボルチェッタのアイデアで名付けた。そしてテイラー・スウィフトを発掘。世界で最もレコードの売れるアーティストに育てた上げた。

そのテイラー・スウィフトはユニバーサルミュージック傘下のリパブリック・レコードに移籍した。テイラー・スウィフトのニュー・アルバムがないビッグ・マシーンが330億円というのは、高いか安いか、微妙ではある。

テイラー・スウィフトは新聞USAトゥデイに、「絶え間のない操作されたいじめ。最悪なシナリオ」と答えた。