ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』が新演出版で来日決定 主演を務めるのはマシュー・ボーン『白鳥の湖』のリチャード・ウィンザー
(C)Pamela Raith
2019年12月13日(金)~29日(日)に東京国際フォーラム・ホールCにて、新演出版ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』(イギリスプロダクション) の来日公演が決定した。演出はビル・ケンライト、振付をビル・ディーマーが手掛け、主演にマシュー・ボーン『白鳥の湖』をはじめとする数々のマシュー・ボーン作品の主役を務めたリチャード・ウィンザーが決定した。
1977年に公開されたジョン・トラボルタ主演の名作を2018年にビル・ケンライト演出、ビル・ディーマー振付で舞台化。誰もが抱える、行き場のない青春のエネルギーをディスコミュージックとエネルギッシュな振付で訴えかける。リチャード・ウィンザー以外のキャストは今後発表となるので注目したい。
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リチャード・ウィンザー Richard Winsor(トニー役) プロフィール
リチャード・ウィンザー (C)Pamela Raith
イギリスの俳優/ダンサー
19歳の時に英国の著名な振付・演出家マシュー・ボーンに見出されて以来、 「白鳥の湖」「ドリアン・グレイ」「シザーハンズ」「ウィズアウト・ワーズ」などの主役として名を馳せる。 2017年英国BBCの連続TVドラマ「カジュアリティ」のケイレブ・ナイト役で俳優として一気に注目を集め、 現在、 映画、 テレビなど俳優としての活躍が目覚ましい。
ビル・ケンライト Bill Kenwright プロフィール
1945年、 リバプール生まれの演出家、 演劇プロデューサー、 映画プロデューサー、 そして2004年以来サッカーチーム、 EVERTON FC のチェアマン。
「サタデー・ナイト・フィーバー」「エヴィータ」「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」「ジーザス・クライスト・スーパースター」「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」など演出。 自身の演出作品「ウエスト・サイド・ストーリー」は、 ロンドン批評家協会賞にノミネート、 「ブラッド・ブラザーズ」 はトニー賞にノミネートされた。
ビル・ディーマー Bill Deamer プロフィール
舞台、 映画、 テレビ界で活躍するイギリスの振付家。
2013年に「トップハット」でオリヴィエ賞、 最優秀振付家賞を受賞。 ビルは演出家・プロデューサーのビル・ケンライトのプロダクションのメイン振付家でもある。
UK 50周年記念「サウンド・オブ・ミュージック」や、 ドミニオン・シアターの「エヴィータ」などの振付を担当。 フレッド・アステアの専門家としても知られており、 ロンドン・パラディアムで上演したアステアのトリビュート公演を演出、 振付。 また、 TV、 フェスティバルや講演会など様々な場所でフレッドの伝道師として活動している。2017年「フォリーズ/FOLLIES」 のリバイバル版(ナショナル・シアター)の振付を担当。 2018年オリヴィエ賞、 最優秀振付賞にノミネート。
サタデー・ナイト・フィーバー (Saturday Night Fever) とは
1977年製作のアメリカ映画。 主演ジョン・トラボルタの出世作。
(1977年12月14日 アメリカ公開/1978年7月22日 日本公開)
70年代を背景にしながら、 大人に脱皮してゆく若者たちの姿を描く。 76年に発表された“Tribal Rites of the New Saturday Night”(新しい土曜の夜の部族儀式)というニック・コーンの原作(二見書房刊)の映画化。
製作:ロバート・スティグウッド
監督:ジョン・バダム
脚色:ノーマン・ウエクスラー
音楽:ビー・ジーズ(バリー、 ロビン、 モーリス)
ダンス振付:レスター・ウィルソン
出演:ジョン・トラボルタ、 カレン・ゴーニー、 バリー・ミラー、 ジョセフ・カリ、 ポール・ペイブ、 マーティン・シェイカー 他
<ストーリー>
ブルックリンの労働階級の人生における厳しい現実から逃げだそうとするトニー・マネーロが、 唯一の生きがいであるダンスを武器に成功への道へ走り出す。
<映画のサウンドトラック>
全米アルバムチャート24週連続第1位、 全世界売り上げ4,000万枚、 1978年度グラミー賞最優秀アルバム賞受賞等、 数々の記録を打ち立てた映画サウンドトラック盤の金字塔。
「ステイン・アライヴ」「愛はきらめきの中に」「恋のナイト・フィーバー」「モア・ザン・ア・ウーマン」「ブギー・シューズ」「ディスコ・インフェルノ」など。