浜松国際ピアノコンクール開幕

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72人のピアニストが浜松に集結

国際コンクールピアノ部門の当たり年だった2015年。最後の大きな国際コンクールは浜松国際ピアノコンクールだ。いよいよ22日から一次予選が始まった。

浜松国際ピアノコンクールは1991年に浜松市制80周年を記念し、楽器と音楽のまちの歴史と伝統を誇るにふさわしい国際的文化事業としてスタートした。1998年には開始からわずか7年でスイス・ジュネーブにある国際音楽コンクール連盟に加入が認められ、国際コンクールとしての地位を確立した。

11月21日にはコンテスタントが一同に会す最初のイベントとして、演奏順を決定する抽選会が行われた。その冒頭で、一柳慧運営委員長からコンテスタントに向けて「このコンクールの組織、運営がすばらしいことは皆さんご存知の通り。何も心配することなくリラックスしながら、同時に厳しい精神統一をもってコンクールに臨んでほしい。"厳しく"と言ったのは、これから音楽の分野ではますます、音楽と真剣に向き合うことが求められる時代がくると思うから」と語った。

今回のコンクールは42ヶ国1地域から449名の応募があり、過去最多の応募数となった。その中から選ばれた72名が浜松に集まった。最年少は18歳とこれまでより高くなっていることについて「予備予選では、5人の審査委員で、名前や国籍、年齢などを考慮することなく演奏を聴きました。その結果がこのようになったということですので、音楽の成熟度も評価して選んだ結果」だという。

このコンクールもライブ配信を行っている。さらに、コンクールでの演奏をCDにして販売もしているのでライブ配信で気に入った演奏があればそのままインターネットで買うことができる。

財政難でコンクールの開催すら危ぶまれることが多い時代になった。日本で行われてるコンクールだからこそ、コンテスタントを応援するのと同時にコンクール自体を応援しよう。

イベント情報
第9回浜松国際ピアノコンクール
■会場:アクトシティ浜松
■日時:
【第1次予選】11月22日(日)〜26日(木)
【第2次予選】11月27日(金)〜29日(日)
【第3次予選】12月1日(火)〜2日(水)
本選】12月5日(土)〜6日(日)
■公式サイト:http://www.hipic.jp/​

 

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