【すとぷりインタビュー 第2弾!】るぅと×莉犬 初のメットライフドーム公演に挑む“すとぷり”を紐解く
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すとぷり
さとみ、ころん、るぅと、莉犬、ジェル、ななもり。からなる6人組動画配信エンタメユニット・すとぷり。今回は2人1組となって登場してもらい、SPICEでは初インタビューということで、2人が出会った時の思い出から、お互いの尊敬している部分、2人から見た他のメンバーについて、そして、すとぷり史上最大規模・メットライフドーム2DAYSに向けて話を聞いた。
第2弾として、今回は【るぅと×莉犬】のインタビューをお届けします!
――出会ったときのことをお聞かせください。
るぅと:僕と莉犬は、すとぷり結成前から知り合いでね。莉犬は僕にとって、活動人生で最初に仲良くなれた人なんですよ。僕は人とのコミュニケーションが苦手だから、初めて話したときは……。
莉犬:いやぁ、すごかったね(笑)。「莉犬って言います、よろしくお願いします」って挨拶しても、「るぅとくんって言うんですか?」とか「普段は歌とか歌っているんですか?」っていろいろ聞いても、返してくれる言葉が「……はい」くらいで。全然会話してくれなかったんですよ。
るぅと:そんな感じだから、当時の僕には当然友だちが全然いなかったんですけど、莉犬くんは愛想を尽かさずに優しく接し続けてくれて。
――莉犬さんとしては、コミュニケーションは苦手でも惹きつけられてしまうなにかをるぅとさんに感じたのですか。
莉犬:っていうことだと思います。声がかわいいし……年齢も近いし。
るぅと:お互い、周りに年齢が近い人があまりいなかったもんね。その後、近い位置で活動しているうちに、すとぷりで一緒に頑張っていこう!っていうことになったんです。
――すとぷりの中では“かわいい”系なお2人ですが、やはり共通するところ、共感ポイントは多いのでしょうか。
るぅと:僕らは“ぶりぶりぶりっこ放送”をしていたりもするんですけど、やっぱりぶりっこに対する姿勢がね。
莉犬:ぶりっこに対する姿勢!?
るぅと:そうそう。ぶりっこに対する姿勢、志がやっぱり似ているのかなって。
莉犬:そうだったのか、俺は今初めて知ったよ(笑)。
るぅと:あと、歌に対する情熱ね。
莉犬:急にいいこと言い出すんだね(笑)。
るぅと:うん(笑)。僕ら2人は、莉犬だったら声で演じること、僕だったら曲を作ったりもしつつ、普段は歌をメインに活動していて。お互い、歌に対しては誰にも負けない情熱を持っているんですよ。
莉犬:そうだね、うん。
――その上で、お互いに好きなところ、尊敬する部分というと?
るぅと:莉犬くんは、本当に声がいいんですよ。あと、責任感が強い。ころんくんはすごく遅刻したり……
莉犬:ちゃらんぽらんだもんね(笑)。
るぅと:そうそう。ころんくんに「これ明日までにお願い」って頼んでも、まず期待できないからね(笑)。その点、莉犬くんは必ず応えてくれるし、安心して背中を預けることができるんです。そして、莉犬くんはとっても優しい! ほかのメンバーは意地悪なんですけど……。
莉犬:それはるぅとくんが腹黒だからかな?(笑)
るぅと:少しお話ししておわかりいただける通り、僕は腹黒じゃないんです! でも、生放送でもイジられることが多い僕のことを、莉犬くんだけは優しくかまってくれるんですよ。
莉犬:俺とるぅとくんはペアだからさ、守ってあげないと俺にも被害が及ぶかもしれないからね(笑)。
るぅと:そういうことだったの!?(笑)
莉犬:るぅとくんのいいところは……やっぱり腹黒なところ。
るぅと:それ、いいところなの!?
莉犬:うん(笑)。最初はかわいかったのに、どんどんキャラが崩れていってみんながイジりたくなることころ、俺は好きだなって思う。
るぅと:思い返せば、小さいころからイジられてきたけど……それも才能なのかな?
莉犬:うん、そういうこと言うからイジられるんだろうね!(笑)
るぅと:そっか(笑)。
莉犬:でも、るぅとくんは本当はすごくいい人なんですよ。人のためになることをするのを優しさだと思っていなくて、当たり前に人のために動ける人。すとぷりのためにもいろんなことをしてくれるし、たくさん作曲もしてくれるし。1stアルバム『すとろべりーらぶっ!』を作るときにも積極的に動いてくれて。
るぅと:そう、実はいい人なんです!
莉犬:こうやって自分で台無しにしちゃうところもね、俺は好きだよ(笑)。
――自分からイジられにいくのも、その場の空気を和やかにしようという気遣い、メンバーやグループを想ってのことなのでしょうね。
るぅと:そうなんですよ! 普段腹黒なことを言うのも、みんながイジりやすいようにっていう、僕なりの配慮なんです……ちょっと、莉犬くん笑ってる?
莉犬:ごめんごめん(笑)。
るぅと×莉犬
――なお、お2人から見たほか4人のメンバーは、どんな人ですか?
るぅと:さとみくんは、面白くて優しいお兄さん。
莉犬:悪いところ、ひとつもないよね。あと、豪快。
るぅと:いい意味で欲張り。ゲームが強いし、なんでもできちゃう人だよね。さとみくんも、当たり前のように努力が出来る人で。一度やると決めたことは絶対やり遂げるし、YouTubeの毎日投稿もそろそろ1年以上になるもんね。
莉犬:そうだね、本当にすごい。
るぅと:最年長だけあって大人な考えも持っている、かっこいい人です。
莉犬:ころんちゃんは……やっぱりクズなんだよなぁ(笑)。
るぅと:そうだねぇ。それでもかわいく見えてしまうって、すごいなっていう(笑)。
莉犬:そうそう、クズなところも含めて愛せるもんね。
るぅと:それに、超追い詰められたときとか、やるときはちゃんとやる人です。ジェルくんは、最強に面白いよね。
莉犬:うん、あの面白さには天性の才能を感じる。自分にとってはこれまで出会った人の中で一番面白いし……。
るぅと:一番笑わせてもらっているよね。日ごろ笑えていない人には、ぜひジェルくんのツイッター動画を観てほしいなって思います。
莉犬:俺も作業の途中で疲れた時、ジェルくんの動画観るもん(笑)。
るぅと:絶対、元気になれるしハッピーになれるからね。ただ、さとみくんにうんこキャラをつけたりとか、ころんくんに猿キャラをつけたりとか、たまに変なことを思いついたりはします(笑)。
莉犬:かなり唐突にね(笑)。あと、メンバーが言わなさそうなことを声マネして言ったりとか。
るぅと:莉犬くんのマネは、全然似ていないけど(笑)。そのいっぽうで、ジェルくんは繊細なところもあって。
莉犬:優しいよね。
るぅと:そうそう。人の心や人の気持ちをすごく考えて、細かい気遣いができるもんね。なーくん(ななもり。)は……。
莉犬:ママだよね(笑)。すとぷりのためにたくさんいろんなことをしてくれる人。俺たちに見えるところでもめちゃめちゃ頑張ってくれてて。
るぅと:僕たちの見えないところでも、すとぷりのために力を尽くしてくれていると思うんですよね。
莉犬:それってすごくありがたいし、その気持ちに応えるために俺たちももっと頑張ろう!って思えるよね。
るぅと:うんうん。
莉犬:なーくんはすごく優しくて、俺たちがなにか悩んでいたらそっと寄り添ってくれるし。
るぅと:さすがリーダー。
莉犬:でも、おっちょこちょいなところもあって。なにもないところで転んだり(笑)。
るぅと:ガラス張りの扉があるのに、なにもないと思って突撃しちゃったり(笑)。猫好きな面もかわいいな、って思います。
――本当に個性それぞれな6人で、一緒になったときのパワーや楽しさはライブでもすごく伝わってくるわけですが、どんどん会場の規模が大きくなっている中、それぞれにどんなことを感じているのでしょうか。
莉犬:リレー放送とかメンバーそれぞれの毎日投稿とか、少しずつ活動を積み重ねてきて、リスナーさんがそれについてきてくれてすとぷりの今があるわけですけど……ライブのたびに、うわぁ!って思うんですよ。
るぅと:わかる。こんなにたくさんの人が応援してくれているんだっていうことを実感できる場所だよね、ライブは。
莉犬:そう! 普段、動画を観てくれる人の数字は確認できても、たまに不安になることがあるんですけど、ライブではみんなの顔がちゃんと見えるので。本当に応援してくれているんだって安心できたりします。
るぅと:すとぷりのライブって、最初は200人くらいのお客さんから始まって……。
莉犬:だんだん、お客さんが増えていってね。
るぅと:みんなが「楽しかった!」っていう声を上げてくれるおかげでライブの規模がどんどん大きくなっていったり、握手会ができたり、“すとぷりしょっぷ!”や“すとぷりるーむ!”を開設できたり、いろいろな新しい挑戦ができているので。
莉犬:メンバー6人とリスナーさんが一緒になって、一段ずつ階段を上れているような感覚もあります。
――ちなみに、それぞれにライブで大事にしていることというと?
るぅと:日々を過ごす中で、その日あったことってどんどん忘れていっちゃうじゃないですか。だけど、すとぷりのライブに来てくれたなら、来てよかった!って思ってもらいたいし、みなさんにとってその日の記憶が一生の宝物になるような1日にできたらな、ということはいつも考えています。
莉犬:うんうん。普段、すとぷりはアホなことばっかりやっているけど(笑)、ライブではバシっとかっこよくきめて、でもMCなんかでしゃべるときには普段の楽しい感じも垣間見えたりして。最近はオリジナル曲も増えてきて、かわいい曲、面白い曲、かっこいい曲と、いろんなすとぷりを見せたいなと思うんですよね。そして、ライブが終わったあとには、すとぷりについてきてよかった!って感じてもらえるようなライブにしたいから、どんどんいろんなことに挑戦したいなって。
――9月にはメットライフドームのステージに2日間立つわけですが、どんな自分を、自分たちを見せたいですか?
るぅと:最新作である1stアルバム『すとろべりーらぶっ!』では、いろいろなすとぷりを見せたくてこれまでにないチャレンジをたくさんしたんですけど、たくさんの声援や応援のおかげで実現するメットライフドームというとんでもない大舞台でのライブもまた、すとぷりにとっては大きな挑戦だと思っていて。
莉犬:そうだね、たくさんのリスナーさんがいたからこそたどり着けたメットライフドーム。リスナーさんが楽しめることをたくさん盛り込んで、今まで応援してきてよかった、すとぷりを好きでよかったって思ってもらえるライブにしたいよね。
るぅと:7月から8月にかけて開催する初の全国ツアー『すとろべりーめもりーvol.9』では、“ありがとう”の気持ちを各地に届けた上で……。
莉犬:そこで、パワーアップもできるだろうしね。
るぅと:うんうん。そして、メットライフドームでは新しい自分たちとしての姿もちゃんと見せられるように、みんなにとことん楽しんでもらえるように、それこそその日の記憶が一生の宝物になるように、死ぬ気で、全力で臨みます!
――そのメットライフドーム2デイズ公演で、お互いにはどんな期待をしていますか?
莉犬:たぶん……一緒に歌うかな?
るぅと:うん、たぶん。メットライフドームの素敵な景色に囲まれて、「かわいい!」って言われたいね(笑)。
取材・文=杉江優花
ライブ情報
2019.9.22(日) / 9.23(月・祝)
15:00 OPEN / 17:00 START
メットライフドーム (西武ドーム)
関連インタビュー情報
https://spice.eplus.jp/articles/251007
【すとぷりインタビュー 第3弾!】ジェル×ななもり。 初のメットライフドーム公演に挑む“すとぷり”を紐解く
https://spice.eplus.jp/articles/251133