THE ALFEEが45周年デビュー記念日に一夜限りのプレミアムライブ 「僕らの歌を見つけてくれてありがとう!」
THE ALFEE『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』 撮影:上飯坂一
8月25日(日)、THE ALFEEが大阪城ホールで『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』を開催した。
デビュー記念日であるこの日、45周年を迎えたTHE ALFEEは一夜限りのコンサートを行った。プレミアムメンバーのみ参加できる同コンサートにはのべ8,000人のファンが駆けつけた。また、会場のロビーには、550年以上続く日本の伝統文化・華道家元池坊の次期家元である池坊専好氏によるお祝いの花が活けてあり、多くの来場者を出迎えた。
THE ALFEE『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』 撮影:上飯坂一
THE ALFEEは、毎年恒例の夏のイベントを8月3日(土)、8月4日(日)に行ったばかり。今年はデビュー45周年というスペシャルな年という事もあり、デビュー記念日にもコンサートが行われることに。大阪城ホールでのコンサートは毎年のツアーの最終公演が行われていた会場。今年2019年は、最終公演含め2回の開催となった。
THE ALFEE『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』 撮影:上飯坂一
通常のコンサートとは異なり、司会の上柳昌彦氏のもと、オープニングセレモニーでは45周年の感謝の気持ちを表す感謝状が読み上げられた。高見沢俊彦は、「あれから5年…本日僕らはデビュー45周年を迎えることができました。この日にたどり着く事が出来たのも、僕らの音楽を長きにわたって愛してくれたみんなのTHE ALFEEに対する情熱の賜物です。僕らの歌を見つけてくれてありがとう!」と、来場したファンに感謝を述べた。
THE ALFEE『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』 撮影:上飯坂一
楽曲演奏のパートでは、45周年だからこその「帰郷」、「卒業」を披露。40周年の際は洋楽をカバーしたが、今回は「自分達に影響を与えたグループをやろうと思います。3人が影響を受けたのはガロです。今夜は皆が良く知っているナンバーをやります」との言葉から、名曲「学生街の喫茶店」を披露した。
THE ALFEE『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』 撮影:上飯坂一
後半には、アンコール雅楽にのせて高見沢が登場。二代久保田一竹氏による辻が花の作品で「高見沢俊彦」の一文字を取った「俊(シュン)」を初お披露目した。「辻が花」と呼ばれる染色技法は世界的に評価されおり、その着物は非常に貴重なものだ。
THE ALFEE『45周年記念セレモニー&スペシャルコンサート』 撮影:上飯坂一
THE ALFEEは「星空のディスタンス」や「SWEAT&TEARS」、最新アルバムから新曲「ROCK憂」をはじめ、全16曲を披露。ファンにとっては記念に残る一日となった。