やさぐれた佐藤健の目力に「吸い込まれそうだ」 白石和彌監督『ひとよ』から“壊れた家族”の姿を切り取った場面写真を公開
(C)2019「ひとよ」製作委員会
11月8日(金)に封切られる映画『ひとよ』から場面写真が公開された。
『ひとよ』は、『凶悪』『孤狼の血』などで知られる白石和彌監督の最新作。劇作家・桑原裕子氏主宰の劇団KAKUTAによる同名舞台を原作とした作品だ。ある惨劇をきっかけに崩壊した一家・稲村家の母親と三兄妹が、15年後に再会して絆を取り戻そうとする姿を描く。主演としてフリーライターの次男・雄二を演じるのは、佐藤健。電気屋勤務の長男・大樹を鈴木亮平が、妹・園子を松岡茉優が、母・こはるを田中裕子がそれぞれ演じる。
解禁された場面写真では、同作キャスト陣が演じた役柄のキャラクター性が明らかに。主演の佐藤健は、フリーライターとして働く稲村家の次男・雄二を演じるにあたり、初めて無精ヒゲを生やし、ヘアスタイルを無造作にかき上げたオールバックにし、“やさぐれ感”を醸し出している。緊迫した表情でシャツ姿の男につかみかかる様子や、夫を手にかけた母・こはると向き合うシーンから、その複数のカットから佐藤の役が垣間見える。撮影時、白石監督は佐藤の目力の強さに「吸い込まれそうだ……」と漏らしたとのこと。
(C)2019「ひとよ」製作委員会
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また、鈴木亮平演じる長男・大樹は、吃音が原因でコミュニケーションに苦手意識を持つ役柄。場面写真では、眼鏡に作業服姿で険しい表情を浮かべる様子を確認できる。また、松岡茉優が演じるのは、美容師になる夢を諦めてスナックで働く長女・園子。松岡は、毛先をブリーチして明るい髪色にし、あか抜けきらない雰囲気で撮影に臨んでいる。
(C)2019「ひとよ」製作委員会
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映画『ひとよ』は11月8日(金)全国公開。