新型ターミネーター VS 強化人間、「アイル・ビー・バック」も 映画『ターミネーター：ニュー・フェイト』新予告編で新事実が明らかに

11月８日（金）に封切られる映画『ターミネーター：ニュー・フェイト』から、新予告編とポスタービジュアルが公開された。

『ターミネーター』は、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーと、コナーの命を狙い、その後共闘した“ターミネーター”T-800らが、人類滅亡の未来を変えるべく奮闘する、SFアクションシリーズ。『ターミネーター：ニュー・フェイト』は同シリーズの最新作で、『ターミネーター』の脚本・監督をつとめ、『ターミネーター2』（日本での興収95億円）以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。『ターミネーター2』のその後の世界を描くという。キャストでは、シリーズを通してターミネーターT-800を演じてきたアーノルド・シュワルツネッガーに加え、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが参加。また、『オデッセイ』『ブレードランナー2049』のマッケンジー・デイヴィスが出演している。メガホンをとったのは『デッドプール』のティム・ミラー監督。

新たな予告編では、同作の物語や登場人物たちの情報の一部が明らかに。サラ・コナーの口からは、前作『ターミネーター2』で彼女がスカイネットの脅威を退け、人類滅亡を回避したことが明かされる。しかし、サラの前に現れたマッケンジー・デイヴィス演じる謎の女性グレースは、「未来は変えても、運命は変わらなかった」と、新たな脅威を匂わす言葉が。さらに、グレースは自身が「強化された（enhansed）」人間であることを告白している。

また、人類の命運を握る女性ダニーを狙う最新型ターミネーター・REV-9（ガブリエル・ルナ）の驚異的な戦闘能力も明らかに。前作のT-1000型ターミネーターと同様に様々な形状に体を変化させる液体金属の特性だけでなく、分裂する能力を持っているようだ。そんなREV-9を、グレースが細切れにする戦闘シーンも公開されている。そのほか、前作で溶鉱炉に沈んだはずのT-800（アーノルド・シュワルツネッガー）が、人類の鍵を握る女性ダニーを訓練するシーンや、サラが「アイル・ビー・バック」とシリーズおなじみのセリフを発するシーンも映像に収められている。

『ターミネーター：ニュー・フェイト』は11月8日（金）全国ロードショー。