スティング、来日公演に向けたオフィシャルインタビューを公開 「日本公演は私のキャリアを総括したセットリストになる予定」

インタビュー
音楽
2019.9.18
スティング(STING)

スティング(STING)

来日公演を10月7日(月)福岡、9日(水)・10日(木)千葉・幕張、12日(土)仙台、15日(火)大阪で行なうスティング(STING)。同公演に向けて、日本公演のセットリストやバンド・メンバー、日本でしたいことなどを語ったオフィシャルインタビューが公開された。

――ヨーロッパとアメリカのツアーが一段落したところだと思いますが、ファンの反応はどうでしたか?

ツアーをするのが大好きだし、ステージに立っていると今でもエネルギーをもらえるんだ。私のパフォーマンスを観たい、という数千人のオーディエンスの前に立つ感覚は筆舌に尽くしがたいね。だからステージに立って、興奮しないわけにはいかないよね。そして、ありがたいことに、コンサートに訪れたファンにはまだ「金を返してくれ」とは言われていないよ(笑)。

――今回のツアーのセットリストはどうなりますか?

5月に過去の楽曲を現代風にアレンジした『マイ・ソングス』というアルバムをリリースした。原曲から一部を再構築したり、再構成したり、そんなアルバムからの楽曲からたくさん聴くことができるよ。もちろんそれ以外の楽曲もね。日本公演は私のキャリアを総括したセットリストになる予定だ。

――日本公演は4都市5公演になりますが、セットリストは少し変わりますか?

セットリストはいくつかバリエーションがあるよ。 私にとって音楽で最も大切な要素はサプライズだから、それが何かを確かめにぜひコンサートに足を運んでほしい!

――今回のツアーのバンド・メンバーについて教えて下さい。シャギーのバンドのメンバーもいるんですよね?彼らを今回のツアーに起用した理由は?

そうだね!このツアーでは長年の盟友ドミニク・ミラー、ドミニクの息子のルーファスもギターを弾くよ。ドラムにはジョシュ・フリース。キーボードはケヴォン・ウェブスターで、バック・ボーカルにジーン・ノーブルとメリッサ・ミュジークがいるんだけど、この3人はシャギーのバンド・メンバーだ。彼とのコラボアルバム『44/876』のツアーにも参加してくれたよ。それから、ハーモニカは最年少のメンバーのシェーン・セーガーがいるよ。

――アルバム『マイ・ソングス』では、原曲のパートを一部活かしているものの、ヴォーカルは全て録り直したということです。それは、自身のヴォーカルについては今が一番だと感じているからでしょうか?

私の歌声は10年前、20年前、30年前の時とは大きく変わっていて…40年前の歌声とも大きく変化しているんだ。それはワインのようなもので、年月を経て、豊かさや深みを増し、語るべき物語が増えていくようなものだ。つまり、今のレコードが昔とは違ったサウンドで聞こえてくるのと同じだよ。

――今回は1週間ほど日本に滞在することになりますが、行きたいところや、楽しみにしていることはありますか?

日本に行くのが待ち遠しいよ。熱心なオーディエンスの前でパフォーマンスをしたり、日本の文化を体験したことなど、素晴らしい思い出が日本にはあるんだ。 世界を知る機会を得られるからツアーが楽しくて、次のコンサート会場に行ってしまう前に、訪れた都市を少し見たいと思っているよ。

――最後に、来日公演を楽しみにしている日本のファンにメッセージをお願いします。

いつも献身的なサポートをありがとう。来月のコンサートで会えるのを楽しみにしているよ!

ライブ情報

スティング来日公演
10/7(月) 福岡 福岡国際センター
10/9(水)・10(木) 幕張 幕張メッセ7・8ホール
10/12(土) 仙台 ゼビオアリーナ仙台
10/15(火) 大阪 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
<公演詳細>
https://udo.jp/concert/Sting
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