えなこも参戦!年に1度のユービーアイソフトの祭典『UBIDAY2019』レポート
フランスに本社を置くゲーム会社・ユービーアイソフトによる毎年恒例のパーティーイベント『UBIDAY2019』が10月6日(日)、東京・ベルサール秋葉原にて開催された。
「アサシン クリード」「ウォッチドッグス」「ゴーストリコン」などユービーアイソフトが手掛ける人気シリーズを様々な角度から楽しめる同イベントは、大型イベントホール・ベルサール秋葉原のB1F~2Fからなる全フロアを貸し切って行われた。本稿では、それぞれのフロアにおける印象的なブース・催し物を写真と共に振り返っていく。
B1Fは物品販売を行う「STORE AREA」。可愛らしいキャラクターグッズや普段使いにも最適なデザイン性の高い衣類など多彩な商品が所狭しと並べられており、多くのファンがお目当ての品を求めて殺到。切れ品が続出した。
2Fは「PLAY AREA」。「ディビジョン2」「ゴーストリコン ブレイクポイント」「ローラーチャンピオンズ」「アサシン クリード リベルコレクション」などをプレイできる体験できるスペースが設けられていた。
ダンスリズムゲーム「ジャストダンス2020」の体験スペースでは、4人組人気ダンスグループ「Share Lock Homes」のメンバーと一緒に踊れるとあって若い女性による長蛇の列が。
そして、1Fはメインステージを据えた「STAGE AREA」を中心に、「FOOD AREA」「PHOTO SPOT」と3つのエリア及びスポットで構成されていた。「FOOD AREA」には、3台のキッチンカーが連なり様々なフードメニューを提供。その中には、フォトジェニックなラテアートも。
なお、ユービーアイソフト日本法人のPRマネージャー・福井蘭子氏が決めた今年のテーマは「好きなキャラクターになりきること」。熟練のコスプレイヤーはもちろんのこと、仮装したことのない初心者でも楽しめるよう、お面の配布やボディーアートを施すサービスを実施するなど、来場者全員が一体となって“なりきり”をエンジョイできる空間に仕立てられていたのが特徴的だった。
福井蘭子氏
そのコンセプトに則り、会場には数多くのコスプレイヤーが集結。「トイガンは必ずマガジンを抜くこと」「周囲に脅威を与える装備品(ガスマスク・フルフェイスのマスク・盾など)は会場外に持ち出さないこと」など、提示されたルールをしっかりと守りながら、思い思いの扮装を満喫していた。
メインステージでは「コスプレランウェイ」も開催。特別審査員にトップコスプレイヤー・えなこが迎えられたこともあって、コスプレイヤーたちは気合十分にアピールしていた。
ユービーアイソフトが手掛ける人気タイトルの最新情報をキャッチできるのも、『UBIDAY』の魅力。今回は、2020年3月6日に発売されるオープンワールドゲーム「ウォッチドッグスシリーズ」の最新作「ウォッチドッグス レギオン」のステージイベントが開発スタッフを招いて行われた。
クリント・ホッキング氏
ステージに登壇したのは、同作のクリエイティブディレクターを務めるクリント・ホッキング氏。自動運転の自動車が走り、ドローンが空を飛び交い、人間を凌駕するほどに進歩したAIが支配する近未来のロンドンを舞台にした同作についてのプレゼンテーションがデモ映像を交えつつ行われ、集まったファンは熱心に耳を傾けた。
イベントのラストには、ユービーアイソフトの今後の展望を語る「UBIDAY2019ラウンドテーブル」が行われ、同社代表取締役のスティーヴ・ミラー氏、マーケティングディレクターの辻良尚氏、PRマネージャーの福井氏が登場した。
福井蘭子氏、スティーヴ・ミラー氏、辻良尚氏
その中で、11月9日、10日に愛知県で開催される同社の人気タイトル『レインボーシックス シージ』のプロリーグ シーズン10 Finals(世界大会)をはじめ、現点で2022年までのeスポーツ大会を計画中であることを明かし、「参加も視聴も楽しい」を目指すと宣言。イベントの締めくくりにミラー氏は「本当に皆さまのご支援があってのUBIですので、また来年できたらいいなと!」と言うと、会場からは大きな拍手が沸き上がっていた。