ふぉ~ゆ~、2度目の単独ライブ『ENTA!2』製作発表 “爆笑” 会見
-
ポスト -
シェア - 送る
(左から)松崎祐介、辰巳雄大、福田悠太、越岡裕貴
ジャニーズの4人組・ふぉ~ゆ~が2019年12月11日(水)、東京・Zeppダイバーシティ東京を皮切りに東京・大阪・名古屋にてエンターテインメントショー『ENTA!2 4U.Zeppin de SHOW』を開催する。この製作発表が10月18日(金)都内にて行われ、メンバーの福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介が出席した。4人それぞれが延々としゃべり倒すこの会見の模様を盛りだくさんでお届けしよう。
会見の冒頭では「よろしくお願いいたしまーす!」と声を上げながら4人がステージに登場。前回の『ENTA!』で初披露された唯一のオリジナル曲「Everything 4 You」を披露。シンガーソングライター・堂島孝平の書き下ろし曲をステージ狭しと歌って踊る4人に大きな拍手が送られた。
歌唱披露のあと、汗も引かない状態で会見が行われた。
福田は「ふぉ~ゆ~のリーダー、福田悠太です! リーダーをやっておりまして、この会見でリーダーといえる事に喜びを感じています。この午前中の頭の回らない時間にリーダーという言葉をいただくと、リーダーとして頑張らないと」と自ら“リーダー”アピール。即座に辰巳が「何回リーダーって言う気だよ!」とツッコミが入り笑いがこぼれる。
辰巳は「この『ENTA!』という作品は僕たちをぎゅっと絞りだして、すべてを詰め込んだような作品です。今の僕たちができることを全部つっこむつもり。僕らの今の取扱説明書になっています」と胸を張る。
越岡は「『ENTA!2』は年末にZeppというライブ会場でやらせていただきます。2019年の集大成として、2020年のいいスタートを切れるように、ファンの皆さんとすごーーく盛り上がってやりたいです」
松崎は「汗も滴るいい男という事で、失礼します!」とタオルで汗をぬぐうが、皆にスルーされた事に気が付き「空調の音だけがスーッと聞こえますね(笑)」とセルフツッコミ。気を取り直して「2019年のファイナルという事で、心から嬉しく思っています」と挨拶。「この3人がほぼ全部話してしまったので、でもこれだけは言わせてください。最高だー!」と気合いを入れていた。
笑いが絶えない会見でした!
『ENTA!2』は前回に引き続き今回も日替わりゲストが登場し、トークや歌、ダンス、コントなどを繰り広げる。すでに発表されている東京のゲスト(東野幸治、木下優樹菜、椿鬼奴、テツandトモ、DAIGO、爆笑問題、大久保佳代子、壇蜜、アンミカ)に続きこの日は大阪と名古屋のゲストが発表された。
大阪は松本伊代、小川菜摘、クロちゃん(安田大サーカス)、名古屋は石井亮次(CBCアナウンサー)、水谷千重子、島田秀平の名前が背景のスクリーンに表示されるとあって、二人ずつ、スクリーンの上手と下手に下がろうとしたが、下手にハケようとした松崎が突如スリップして辰巳にしがみつくことに。この理由は後程明かされる。
これらのゲストたちとやってみたいことは? と司会に振られると福田が「そもそも僕たちでいいんですかね。大物芸能人たちに小物芸能人が……」と自虐ネタを入れ、辰巳が「やめなさい! ていうか二人(福田・越岡)の衣裳が最新のテツandトモさんみたい! メタリックバージョンね」とつっこみ。「僕はやっぱり爆笑問題さんですね。前回、僕の……大事なところを太田さんにガシッと掴まれたんですよ、ステージ上で。その後、僕も掴み返して……」とエピソードを披露。松崎が「そうそう。その後、亀梨の名前も出てね……」とさらに話を振るので「同期だからって巻き込むのはやめなさい!」と福田が止めつつ、「今年もやります、気持ちで負けちゃいけない」と謎の意気込みを見せていた。
越岡は「大阪ゲストの小川菜摘さん! この間舞台で共演させていただき、ご飯にも連れて行っていただくなど仲良くさせていただいています。浜ちゃん(浜田雅功)の非公式のプライベートを、おそれおおいけど聞きたいなと」とコメント。
「しょっぱなに東野幸治さんですからね」と切り出したのは辰巳。「東野幸治さんのライブに駆り出されたふぉ~ゆ~にならないように、ふぉ~ゆ~のライブに東野さんがゲストという状態になるよう僕ら頑張らないとね」と気合いを入れる。東野とやってみたい事をきかれて「バラエティー番組で僕らが爪痕を残す方法を教えてほしい。前回ゲストさんと絡んだ事が僕たちのための時間にもなりましたから。ふぉ~ゆ~の成長というか、これから先どうなっていくのか考える時間にもなりましたから」とすべて自らの血肉にすると宣言する辰巳だった。
松崎は「どの方もおそれおおいんですが、しいていうなら壇の蜜さん。壇のすべての蜜を吸いたいという意味を込めて。僕たちも壇蜜さんから教えてもらって男の壁を越えてみたい」その言葉に辰巳は「僕たち、男子高校生のノリみたいなのが抜けないので壇蜜さんに大人の男にしていただきたいですね。」「(壇蜜ゲスト回の)15日以降、僕たちの色気がとんでもない事になるかもしれない!」と口々に期待を寄せていた。
その後、座りトークに入る前に「すみません、ステージに水をこぼしました」とお詫びが。松崎がこぼした水で自らスリップした事をここで白状し、手にしていたタオルで床を拭いていた。
「今年はコメディ1本にして毎日役柄を変えて披露したい。しかもランダムにその場で配役を決めてお客さんと共にいろいろな臨場感を楽しみたい」「昨年は堂島さんに新曲を1曲作っていただいたが、今年は違う方に2曲新曲を作ってもらいます」その言葉に松崎が「『ENTA!2』だから2曲!?」と食いつく。歌って踊れる楽曲になるということで、「ちなみに振付はふぉ~ゆ~のリーダー・振付師の私が考えました」と福田が言えば、「僕は作詞をさせていただきました」と辰巳、「その作詞の中のラップ部分を私、DJ松崎が担当しました」そしてライブ全体の衣裳デザインは越岡が担当したと語られた。「作っていくうちに昨年と似たような形になりそうだったんですが、いや、新しいものに挑戦したいという気持ちになりまして」と辰巳は今回の『ENTA!2』をさらにパワーアップしていくと力を込めていた。
前回の思い出話にも花が咲く。辰巳は「前回、一発目にオリジナル曲「Everything 4 You」を披露した時、キャーという歓声の中、結構な人数のお客様が泣いてくださっていたんです。『ふぉ~ゆ~にオリジナル曲ができたぁ~(嬉泣)』って。僕が歌い出しだったんですが、その光景を見て、もらい泣きしそうになり、歌い出せなくなるくらい感動したんです。ファンの方々が待っていてくれたんだなと」と胸を熱くした事を振り返る。
越岡に話を振られ「僕が楽屋にゼリーを持って入るんですが、いつも福田くんが生カメラ企画の時に食べちゃって……」と話をしている途中、ふと福田が越岡の手に目を止める。「ほら、ケガしちゃってるし! 男子高校生みたいに血が出てるよ!」マイクを持つ越岡の手の甲に傷が出来ていて大慌て。傷をぬぐったあと「なお今年はゼリーを買いません!」と断固主張する越岡だった。
会見会場が一気にライブハウス状態に!
先日ニュースにもなった福田と辰巳のコンビ「つ~ゆ~」がM-1グランプリの3回戦に出場、の話も飛び出す。「どうも、つ~ゆ~です……つ~ゆ~の立ち位置と(今座っている位置が)逆だから、つ~ゆ~と名乗った瞬間気持ち悪さが(笑)」と福田。「そしてマイクスタンドに僕がいて」と松崎が茶々を入れて二人から突っ込まれる。福田が「今その話を振られて汗かいてきました」といえば辰巳が「2回戦で福ちゃんが緊張のあまり0.5秒くらい真っ白になるのを感じた。普段とまったく違う緊張感を感じ、控室でも皆も本気なので僕らも本気で勝負しました。2回戦突破をした時は本当に嬉しかった。手応えとしては五分五分だったんです。悔いはないという想いだったので結果を聞いた時は声が出ました」と笑顔で振り返る。
そんなつ~ゆ~の活躍について、松崎は「堂本光一くんの『Endless SHOCK』の大阪公演の時、昼夜公演の合間にいつも二人が漫才の練習をしにどこかに行ってしまうので、何をしているんだろうと思っていたんです。蓋を開けたら『そういう事か』なら優勝するまで帰ってくるな! と(笑)。2回戦のネタも光一くんの前で披露したりして練習を積んでいましたね」と語る。ところが越岡は3人が大阪で公演していた時、違う舞台出演のため東京にいたそうで、「二人がM-1に出た事はつい最近知ったんです。で、2回戦突破はプロの方でも相当難しい、アマに至っては‥‥‥と聞いていたので突破した事を知ったとき声に出さないガッツポーズをしていました」と話した。なお、松崎がその後別の舞台で大阪にいた最中に3回戦出場が決まった事で「その報告はLINEの公式アカウントで発表を報告しました。皆さんと一緒のタイミングです!」と笑っていた。
M-1の話の流れから「『ENTA!』あるある」というお題が振られると、松崎は「『ENTA!』をやるたびに新曲が増えること。『ENTA!2』では2曲、『ENTA!3』では3曲……」、辰巳は「『ENTA!』をやるとふぉ~ゆ~は大人たちに怒られがちなこと。ギリギリアウトなところを攻めてしまうので」福田は「爆笑問題は『ENTA!2』でも太田さんのアレを掴む。こういう風に言っておけばまたゲストに出演してくれると思うので」、越岡は「こういう風に延々ふぉ~ゆ~はしゃべってしまい、巻いてくれって言われがちな事」と答えていた。ちなみに前回爆笑問題とのトーク部分は10分の予定が45分喋り倒していたと司会から報告され、誰よりも4人が驚いていた。
なお、「他のメンバーのこの部分は参考にしたい、盗みたい」と思うところは? という質問に辰巳は福田の「どんなゲストさんにもひるまず突っ込んでいくところ」、逆に福田は辰巳の「一流芸能人とふぉ~ゆ~とのトークを上手く回してくれているところ。それがあるから安心してつっこめる」、越岡は松崎について「昨年松崎くんは『ENTA!』をやっている時に違う舞台で国王役をやっていて大変だった。稽古になかなか参加できなかったのに1日ですごい量の振付を覚えていた事。あんなの見た事はなかった」、すると松崎は越岡について「コッシーはコメディパートでかき回す役どころ。赤いファーがすごく似合っていたので尊敬しています」と独特な目線で語っていた。
さらに生カメラ企画で着替えの模様が映し出された前回の公演に絡め、4人のパンツ事情も聞かれたところ、松崎は「トランクスだったんですが、最近はボクサーパンツ」辰巳は「ここ一番の勝負パンツは黒ブリーフ」福田は「普段はボクサーなんですが、本番のときは腿まであるスポーツパンツみたいなのを履いています。で、終わると下着を履かずに解放された状態で帰ります」越岡は何故か答えをはぐらかしているが「コッシ―は1枚3000円以上はする高額なパンツを履いている」とメンバーからつっこまれ「一番高いので5~6000円くらいのを履いている」と照れ笑いを浮かべながらバラしていた。
常に誰かがしゃべり誰かがツッコミ、とにかく笑いが絶えないふぉ~ゆ~の4人は、会見がすべて終わると「ありがとうございました」「これからもよろしくお願いします」と詰めかけた記者たちに丁寧に御礼を言いながら会場を後にしていた。
取材・文・撮影=こむらさき
公演情報
Zepp DiverCity TOKYO
【大阪公演】
Zepp Nanba Osaka
【名古屋公演】
Zepp Nagoya