『明治座 浜町寄席』が開催　昼の部には三遊亭円楽・林家たい平ら、夜の部には柳家三三、玉川奈々福、神田松之丞らが出演　

2020年1月27日（月）明治座にて、『明治座 浜町寄席』が開催される。昼の部、夜の部と異なるテーマで行う本公演。昼の部では、お馴染みの人気者「三遊亭円楽・林家たい平 二人会」～腹黒ふたりの昼からブラックナイト～、夜の部では「話芸三昧」～喋る・唸る・語る～ が行われる。

昼の部には、脳腫瘍と診断され今年7月中旬から療養していたが8月に高座へ、そして10月には「笑点」の大喜利にも復帰した三遊亭円楽、同じく「笑点」の大喜利メンバーで古典落語の名手と称される林家たい平。その二人に加え、紙切り師であり、実兄に落語家・桂小南がいることから紙切りと落語のコラボレートの会なども行う林家二楽も参加する。

一方、夜の部は、全国を飛び回り600席を超す独演会や、映画の落語指導や漫画の落語監修なども行う柳家三三、国内だけではなく平成30年度には文化庁文化交流使として、中欧、中央アジアなど海外で公演を行った浪曲師・曲師の玉川奈々福、2020年2月に真打昇進とともに6代目神田伯山を襲名する予定で、現在最もの入手が困難とされている講談師・神田松之丞、ベテランから若手まで隔てなく曲師を務め、多くの舞台をこなす浪曲師・曲師の沢村豊子が出演する。

昼と夜、異なる出演者が参加する本公演。昼の部では、円楽とたい平という腹黒ふたりがどんなブラックな話芸を観客にお届けするのか。そして夜の部では人気落語家の柳家三三、浪曲師・玉川奈々福、講談師の神田松之丞の話芸三昧が楽しめる。

古くは市村座、そして人形町末広亭もあり、歴史と文化と娯楽、さらに食という全てを網羅している街での浜町寄席。昼の部は13時開演、夜の部は18時30分開演となっているのでチェックしておこう。