LUCKY TAPES、全国ツアー閉幕 ファイナル公演で「Actor」MVを公開
LUCKY TAPES 撮影=前野日奈
全国ワンマンツアーを行っていたLUCKY TAPESが、11月14日(金)にマイナビBLITZ赤坂にて大盛況のうちに幕を閉じた。
ちょうど1年前に開催されたアルバム『dressing』のリリースツアーでも、ファイナルは同会場マイナビBLITZ赤坂。昨年以上にさらに強度を増したサウンドを総勢9名のフルバンド編成で鳴らし、LUCKY TAPESにしか作り出せないグルーヴ感と多幸感溢れる空間を作り上げていた。ツアーファイナルとなる本公演では、特別な演出も更にプラスされた大充実のライブとなった。
LUCKY TAPES 撮影=前野日奈
まず特筆すべきは、ゲストボーカルとして、兼ねてから親交のあるアーティストが参加したパート。本編ではFIVE NEW OLDのHIROSHI(Vo)が登場し、高橋海がアレンジャーとして参加した彼らの楽曲「Magic」を披露して観客を驚かせた。アンコールでは韻シストのBASIが登場し、高橋海と2人のセッションで「COS feat. BASI」がスタート、しかもその流れで他のメンバーも合流しながらBASIの「愛のままに」になだれ込み、会場中がシンガロングになるという濃密なセッションが繰り広げられた。
LUCKY TAPES 撮影=前野日奈
また、こちらは他会場でも披露されていたが、配信シングル「Actor」以外にも、まだ正式にタイトルがついていないという、嬉しい新曲披露もあったり、アンコールのBASIコラボ後には、高橋海のソロ弾き語りコーナーが設けられた。今年のフジロック出演も記憶に新しいダニエル・シーザーのカバーで「Best Part」を演奏したり。さらに、アンコールまで終了して大団円……と思いきや、最後には、会場のスクリーンにて「Actor」のMVが初公開されるというサプライズも。暖色に色付いた秋の妙高高原の大自然の中で撮影され、楽曲の壮大さと美しさが表われた作品になっている。監督には「22」のカメラマンも務めていた丸山雄大、キャストにはモデルの山本奈衣瑠が起用されている。「本当にさっきできたばかり」とメンバーも語っていたできたてのMVを大スクリーンに映し出し、会場のお客さんはメンバー共にいち早く一緒に鑑賞を楽しんだところで、ライブは終演を迎えた。
セットリスト
2019.11.14 マイナビBLITZ 赤坂
1. Lonely Lonely
2. レイディ・ブルース
3. Balance
4. NUDE
5. Punch Drunk Love
6. Gravity
7. 夜想曲
8. MAGIC
9. GUN
10. EASY
11. MOOD session
12. MOOD
13. 22
14. 贅沢な罠
15. 20190624
16. Actor
17. JOY
[ENCORE]
18. COS
19. Best Part
20. シェリー