『東京キャラバン in 岡山』に福原充則が初参加 さんぴんの板橋駿谷・永島敬三・福原冠ら俳優陣と、備中神楽やダンサー・パフォーマーらも競演

2019.11.26
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「東京2020オリンピック・パラリンピック」が開催される2020年まで、いよいよ残すところあと1カ月となる2019年12月8日(日)、劇作家・演出家の野田秀樹が総監修を務める『東京キャラバン』が、中国地方初となる岡山県にて開催される(観覧無料)。

今回『東京キャラバン in 岡山』を率いるのは、演劇・映画・テレビドラマなど幅広い分野の第一線で活躍し、脚本を全話担当した連続ドラマ、「あなたの番です」が世間の話題をさらったのも記憶に新しい、脚本家・演出家の福原充則
日本遺産にも認定された岡山県倉敷市の倉敷美観地区にある「倉敷物語館」を会場に、ジャンルを超えた“文化混流”に挑戦し創作された、これまでにない新しいパフォーマンスが披露される。

『東京キャラバン in 岡山』創作ワークショップの様子

出演は、演劇ユニット“さんぴん”より板橋駿谷(ロロ)永島敬三(柿喰う客)福原冠(範宙遊泳)のほか、舞台やテレビで活躍する、亀田梨紗嶋村太一寺井義貴中林舞西山宏幸ら。

開催地岡山県からは、国指定重要無形民俗文化財である“備中神楽”の若手神楽師が「所属する社中の枠を超えて、技術向上のため切磋琢磨する」目的で2006年に結成された芳友会や、地元で活躍するダンサー、パフォーマー、サックス奏者など、多彩なアーティストが参加する。

また、パフォーマンスの開演前には、倉敷美観地区内での練り歩きパフォーマンスも実施される。『東京キャラバン in 岡山』でしか観ることのできない貴重なパフォーマンスを生で体験してみるのはいかかだろうか。

『東京キャラバン in 豊田』(2018年) 撮影:三浦知也

さらに、これまでに引き続き、『東京キャラバン in 岡山』でも、12月8日(日)14時より公式サイトにてパフォーマンスのライブ配信が実施される。詳しくは、東京キャラバン公式ウェブサイトにて。

リーディングアーティスト福原充則 コメント

今回の東京キャラバンでは、「市井の人々を描いた小さな物語」と「小さなパレード」をやろうと目論んで、岡山のアーティストの方々とオーディション、様子見の稽古、と段階を踏んできました。東京からも役者を数名連れて行ったので、行く前は、「東京と岡山の共通点をみつけ、違いを楽しむ」みたいなことが頭にあったんですが、いざそれぞれのダンサー、ミュージシャン、ジャンルで形容できない創作者の面々と会うと、そこには地域性よりも、個人の物語が流れていたな、と。
我々は、どこにいても、その場の楽しみと哀しみがあって、それに寄り添って生きている。その小さな物語を、みなさまにお届け出来たらと思っています。
難しい話ではないです。僕は娯楽ありきの人間なので、今書いたようなことを前提にしつつ、のんびり、なにも考えず、“無料”で、楽しめる作品にしますので、ぜひぜひお越し下さい。

公演情報

『東京キャラバン in 岡山』
 
■日時:2019年12月8日(日)12:00~、14:00~、16:00~
※開演前に倉敷美観地区内にて練り歩きパフォーマンスを実施します。
■会場:倉敷物語館(岡山県倉敷市阿知2丁目23-18)
※雨天時は同会場にてプログラムを変更して実施
 
■参加アーティスト
福原充則、<以下五十音順>赤田晃一(サックス奏者)、板橋駿谷(俳優)、大西千夏(マルチアーティスト)、加賀美幹(ダンサー)、亀田梨紗(俳優)、嶋村太一(俳優)、武内浩一(ダンサー)、寺井義貴(俳優)、永島敬三(俳優)、中林舞(振付家・俳優)、西山宏幸(音楽家・俳優)、福原冠(俳優)、芳友会(備中神楽)、山口佳子(パフォーマー)
 
■参加クリエーター
青木兼治(映像)、加賀雅俊(写真)、さんぴん(創作協力)ほか
■東京キャラバン総監修 野田秀樹(劇作家・演出家・役者)
■観覧:無料、事前予約不要 
 
■主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、 岡山県
■後援:倉敷市
■東京キャラバン公式ウェブサイト:http://tokyocaravan.jp
※出演者やプログラムは予告なく変更になる場合があります。
  • イープラス
  • 福原充則
  • 『東京キャラバン in 岡山』に福原充則が初参加 さんぴんの板橋駿谷・永島敬三・福原冠ら俳優陣と、備中神楽やダンサー・パフォーマーらも競演