ボリショイ・バレエ in シネマ『ライモンダ』公開迫る~世界最高峰の華麗な舞台を新収録

2020.3.6
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ボリショイ・バレエ『ライモンダ』(C)Pathe Live

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ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019 - 2020が、2019年12月より2020年6月まで毎月第3水曜日19:00に上演されている。世界最高峰の名門ボリショイ・バレエの「いま」を臨場感あふれる映像で捉えた人気シリーズだ。2020年3月18日(水)上映の『ライモンダ』以降の4作品はいずれも新収録での公開となり盛り上がりを見せるに違いない。

ボリショイ・バレエ『ライモンダ』(C)Pathe Live

このたび上映される『ライモンダ』(音楽:アレクサンドル・グラズノフ)はクラシック・バレエの様式を完成させたマリウス・プティパ最後の傑作と称される。高貴で美しいライモンダ、その婚約者で騎士ジャン・ド・ブリエン、サラセンの王子アブデラーマンを中心に華麗な舞踊絵巻が展開される。

ボリショイ・バレエ『ライモンダ』(C)Pathe Live

ライモンダのバリエーション(ソロ)をはじめとするクラシカルな踊りだけでなく、チャルダッシュなどキャラクターダンスの見どころも多い。ダンサーの層が厚いボリショイに打ってつけで、定評あるグリゴローヴィチ版は2012年の日本公演でも好評を博した。出演はオルガ・スミルノワ(ライモンダ)、アルテミー・ベリャコフ(ジャン・ド・ブリエン)、イーゴリ・ツヴィルコ(アブデラーマン)とスターが揃う。2019年新収録の舞台を楽しみたい。

ボリショイ・バレエ『ジゼル』(C)Pathe Live

なお4月15日(水)に『白鳥の湖』、5月20日(水)に『ジゼル』、6月17日(水)に『ジュエルズ』が公開される。いずれも2020年新収録で、特にアレクセイ・ラトマンスキーによる新プロダクション『ジゼル』は世界的に大きな話題を集めているだけに期待が高まる。

ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019 – 2020

 

文=高橋森彦

上映情報

ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019 - 2020

『ライモンダ』

■日時:2020年3月18日(水)19:00
■音楽:アレクサンドル・グラズノフ
■振付:ユーリー・グリゴローヴィチ(原版:マリウス・プティパ)
■台本:ユーリー・グリゴローヴィチ(原作:リディア・パシコワ)
■出演:オルガ・スミルノワ(ライモンダ)、アルテミー・ベリャコフ(ジャン・ド・ブリエン)、イーゴリ・ツヴィルコ(アブデラーマン)
※3月18日(水)上映予定の『ライモンダ』は、当該の映画館の開館状況に準じて、上映を実施する予定です。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、体調不良のお客様、ご来場をお止めになるお客様には、上映前日〜今月末を期間とし、払い戻しを受け付けいたします。詳細は日本公式サイトをご確認ください。
 
『白鳥の湖』
■日時:2020年4月15日(水)19:00
■音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
■振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
■台本:ユーリー・グリゴローヴィチ

『ジゼル』
■日時:2020年5月20日(水)19:00
■音楽:アドルフ・アダン
■振付:アレクセイ・ラトマンスキー
■台本:テオフィル・ゴーチェ、ジャン・アンリ・サン=ジョルジュ
■出演:オルガ・スミルノワ(ジゼル)、アルテミー・ベリャコフ(アルブレヒト)、デニス・サーヴィン(ハンス(ヒラリオン))、アンゲリーナ・ヴラーシネツ(ミルタ)、ネッリ・コバヒーゼ(バチルド)、リュドミラ・セメニャカ(ベルト)、アナスタシア・デニソワ(ズルマ)
 
『ジュエルズ』
■日時:2020年6月17日(水)19:00

■音楽:ガブリエル・フォーレ、イーゴリ・ストラヴィンスキー、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
■振付:ジョージ・バランシン

【料金】全席指定 大人3,700円(税込) 学生2,500円(税込)
※学生の方は、劇場にて学生証のご提示をいただく場合がございます。

【協力】dbi inc.
【配給】ライブ・ビューイング・ジャパン

【ボリショイ・バレエinシネマ 日本公式サイト】http://bolshoi-cinema.jp/
【ボリショイ・バレエinシネマ 日本公式Twitter】@BolshoiCinemaJP
【ボリショイ・バレエ団 現地公式サイト】https://www.bolshoi.ru/