岐阜県美術館、森下真樹による「ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』を贈る」をYoutubeで配信開始
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岐阜県美術館では、『アートまるケット アーティストがワタシんトコにやって来た! 岐阜県の滞在制作レビュー』の関連企画として、森下真樹『ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る』を上演予定だった。しかし新型コロナウイルス感染症対策のために公演が中止に。しかし、観客としてはうれしいことに、森下が岐阜で滞在制作した舞台を新たに映像作品へ再制作した映像がネット配信されている。
本作は、可児市文化創造センター(ala)での市民参加型「オーケストラで踊ろう!」で、森下が市民ダンサー40名に『運命』を振付・演出したのが始まり。市民の皆さんのひたむきな姿に心を打たれた森下が「今度は自分がソロで踊ってみよう」と、各楽章をMIKIKO、森山未來、石川直樹、笠井叡とまったく世界観の異なる4名に振付を依頼した。
「時代を牽引する彼らが、この、誰の心にも強烈な印象を放つ交響曲第5番『運命』を、一人のダンサーの身体を通し描きだします。未来への可能性に溢れる「2020」を迎え、また度重なる災禍に見まわれながらも日々をひたむきに過ごす、日本のすべての市民に向け、森下真樹がベートーヴェンと出会った地、岐阜から世界へ、4人の振付家とともに森下自身が4年間向き合い続けたこの作品を、岐阜県美術館リ・クリエイション版としてご覧いただきます」(岐阜県美術館)
2017年の東京初演も3日間・3公演という希少なものだっただけに、見られなかったファンも多かったはず。ぜひ、期間中に楽しんでいただきたい。
■配信先:岐阜県美術館公式Youtubeチャンネル https://youtu.be/zAp6qbzHYy4
■配信期間:2020年3月20日(金・祝)14:00 〜 6月14日(日)
■出演:森下真樹
■振付:第1楽章・MIKIKO、第2楽章・森山未來、第3楽章・石川直樹、第4楽章・笠井叡
■主催:岐阜県美術館