米大物R&Bシンガーによる性的虐待・暴力疑惑の真相に迫る 被害女性たちの告発を収めた『サバイビング・R.ケリー』配信がスタート
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全米で放送されたドキュメンタリー番組『サバイビング・R.ケリー:全米震撼!被害女性たちの告発』の配信が、日本の各サービスでもスタートした。
『サバイビング・R.ケリー:全米震撼!被害女性たちの告発』は、アメリカのR&BシンガーであるR.ケリーから性的虐待・暴力の被害を受けたという女性たちの告白で綴られるドキュメンタリー。R.ケリーの家族や友人、仕事仲間、恩師なども含め、50人のインタビューで構成された6話、 約6時間にも及ぶ作品だ。昨年2019年には、A+E Networks™が運営するTVチャンネル“Lifetime”でアメリカ全土に放送されて話題となり、その後のR.ケリー逮捕のきっかけになったという。番組としても高い評価を受けており、2019年にはエミー賞をはじめとしたTV番組に与えられる賞にノミネートされたほか、Critics' Choice Real TV Awards 2019やMTV Movie & TV Awards 2019のベスト・ドキュメンタリー賞を受賞している。
R.ケリーは、これまでに様々な楽曲を制作・プロデュースし、グラミー賞などの栄誉に輝き、アメリカの音楽業界に多大な影響を与えてきた。一方で、長きにわたって虐待や小児性愛などの噂が絶えず、10年以上に及ぶ捜査が行われてきたにも関わらず、法の裁きを受けることは無かった。本作品を通じた女性たちの証言により、被害の全貌が明らかになったという。現在、裁判中であることから、A+E Networks™はR.ケリー本人や出演者の映像を使用したプロモーションは控えているものの、多くの被害者や精神分析の専門家、支援者などのインタビュー番組が続編として作られ続けている。
『サバイビング・R.ケリー』米版告知映像
『サバイビング・R.ケリー』は、ヒストリーチャンネルの犯罪関連番組をセレクトしたブランド“C+I(シーアイ)”のラインナップとして、Hulu、Rakuten TV、FOD、Amazon Primeなどで配信中。