太鼓芸能集団 鼓童、提供楽曲第二弾「うねり」配信スタート
2019年、国立競技場でオープニングアクトとしてパフォーマンスを行った太鼓芸能集団「鼓童」が、国内外で話題になった鼓童提供楽曲シリーズ第二弾のYoutube配信をスタートさせた。
鼓童の提供楽曲への取り組みは「誰でも自由に演奏していい」という楽曲をシェアし、あらゆる人が楽しめる太鼓の楽曲を充実させていきたい、という想いが込められている。多くの人々が太鼓に親しめるように、鼓童が提供するオリジナル楽曲となり、練習曲としての取り組み、また演奏会や発表会などで著作権使用料が発生することなく演奏可能とのことだ。(※提供楽曲を利用する人は簡単なルール(利用規約)が定まっている。)楽譜からマルチアングル、パート別動画など、今だからこそ取り組める形で楽曲が配信される。
そして公演中止などの厳しい状況におかれている中、鼓童の代表を務める船橋裕一郎から、活動支援と協力に関するコメントが到着しているので紹介する。活動支援方法の詳細については、公式ホームページを確認しよう。
太鼓芸能集団 鼓童 ご支援のお願い
太鼓芸能集団『鼓童』代表 船橋裕一郎 コメント
現在なお、今後の活動に対して厳しい予定変更が続いておりますが、鼓童グループは、今まで以上に一丸となり、この危機的な状況を何としても乗り越え、活動を継続していきたいと考えております。是非、皆さまのご支援、ご協力をお願いする次第です。
佐渡での生活、創作、稽古、日本各地の芸能や文化を学び、旅を続け、太鼓の音を日本各地、世界各地へと届ける。鼓童にとっての「日常」は、あっという間に失われ、様々な制約の中で、稽古や生活を続けています。我々のような芸能を生業にする者は、こんな時に何ができるのか…主たる活動の場であった、各地での公演の多くが無くなってしまった今、我々にできうることは何なのか。多くのメンバーが様々なアイディアを出し合い、話し合い、動き出しつつあります。
鼓童の歴史は広く深い繋がりの中で、まもなく前身の「佐渡の國鬼太鼓座」から半世紀を迎えます。各世代にわたる多くの先輩方、メンバーそして家族。また、毎年4月には鼓童の舞台を夢見て、自ら厳しい生活へと身を置くべく決心し、各地から新研修生たちが集まり、その歴史は続いてきました。
『私たちは、太鼓とともに世界をめぐり、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」を目指します』
この、<ONE EARTH TOUR>という理念の歩みが止まらぬよう多くの方々の生活が落ち着きを取り戻して鼓童の生の音にまた触れたいと思って頂けた時、すぐに音を届けられるよう、また、太鼓の響き、音楽が人の心を豊かにする一助となりますよう、グループ一丸となり、頑張ってまいります。
何卒、皆様からのお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
うねり Uneri(正面)/鼓童提供楽曲02
うねり 大平太鼓
うねり 長胴太鼓
うねり 締太鼓
うねり パート統合
うねり Uneri(アングル色々ver.)