劇団☆新感線、旗揚げ39周年記念公演の『けむりの軍団』をゲキ×シネで上演 古田新太・池田成志の珍道中を映画館で
2020.6.8
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『けむりの軍団』舞台写真 (C)ヴィレッヂ・劇団☆新感線
劇団☆新感線が、旗揚げ39周年にあたる2019年に“39サンキュー興行”と称して敢行し、好評を博した舞台『けむりの軍団』が、ゲキ×シネとなって今夏スクリーンに登場することが決定した。横浜駅直結「JR 横浜タワー」内に新規オープンする「T・ジョイ横浜」にて、2020年7月3日(金)より先行公開、そして、その1週間後の7月10日(金)に全国公開される。
本公演は、主演の古田新太が頭のキレる軍配士役、そして古田とバディを組む池田成志がズル賢い謎の浪人役に扮して、戦乱の世、とある国を舞台に珍道中する。そのほか、早乙女太一、清野菜名、須賀健太、高田聖子、粟根まことらが出演。
作・倉持裕ならではの会話の妙に、いのうえひでのりの演出による、ダイナミックさと緻密さを兼ね備えた、ひと味違った王道路線の娯楽時代劇で、新感線ならではのオモシロ要素も盛りだくさん、カタルシスもたっぷりな公演だ。また、ハイレベルなアクション、チャンバラ、歌や踊りなど、隙間なく見どころを盛り込んだ徹底したエンターテインメント作品となっている。「ゲキ×シネ」版では映像を新たに編集し、音声も再びリミックスし、洗練されたクオリティと臨場感溢れる映像を、映画館の大スクリーン&高音質で体感することができる。
【あらすじ】
戦乱の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。
大名・目良家が統治する、とある国のお話。
軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた<真中十兵衛(まなかじゅうべえ)/古田新太>は、今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っている。ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした<美山輝親(みやまてるちか)/池田成志>のとばっちりで、彼とたまたま同行していた十兵衛は子分二人をヤクザに人質にとられてしまう。五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、仕方なく輝親を探すハメになる十兵衛。
一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために当主・則治(のりはる)のもとに正室として嫁いでいた、<紗々姫(ささひめ)/清野菜名>が、その同盟を反故にされたとして厚見の家臣である<雨森源七(あまもりげんしち)/須賀健太>らと共に目良家を出ようとしていた。それを阻むのは則治の母であり、目良家で一番の権力者でもある<嵐蔵院(らんぞういん)/高田聖子>と、目良家家臣で侍大将の<飛沢莉左衛門(とびさわりざえもん)/早乙女太一>。源七以外の厚見家家臣は莉左衛門らに斬り殺されるが、紗々姫と源七はなんとか城外へと逃げていく。
とある木賃宿で十兵衛は輝親を発見するが、そこに紗々姫と源七も居合わせたことで、目良家の追っ手たちと一悶着を起こす。その場にいた百姓、浪人たちが皆、目良家に恨みを持つ者ばかりだったことも功を奏し、十兵衛の機転、輝親の口八丁ぶりと無謀な行動で追っ手を追い払うことに成功。その様子を見た紗々姫から厚見の城まで自分を送り届けてほしいと頼まれ、悩む十兵衛。
その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺(ようがんじ)では、厚見家の蜂起を知った住職の<残照(ざんしょう)/粟根まこと>が、もともと目良家から目をつけられている自分たちが生き延びるためには紗々姫を亡き者にするのが得策として、十兵衛たちが潜む酒屋の蔵を襲う。目良家の兵に変装した僧兵たちが姫に刀を向けることに違和感があった十兵衛は、村祭りの男衆たちが蔵の裏手に大勢集まっていたことを利用して援軍が来ていると思わせ、僧兵たちを退却させる。またもや、十兵衛のとっさの働きに感心する紗々姫。
その直後、夭願寺を疑って残照のもとを訪れていた嵐蔵院ら目良家一行。この時のいきさつを聞いた莉左衛門は、紗々姫を守っているのは煤煙党(ばいえんとう)ではないか、との考えを口にする。煤煙党とは目良家に激しい敵意を持つ集団だが、とっくの昔に滅んだはずだと言い、信じようとはしない嵐蔵院。互いに腹に一物がありながらも、目良家と夭願寺は共に協力して姫を追うことにする。
無事に城まで姫を送り届けることができれば、厚見家の軍配士として仕官させると言われて十兵衛の心は揺れ動く。しかし子分の命の刻限まであまり時間が残されていないため、すぐにでも輝親をヤクザのもとに連れて行かなければならないのだ。さあ、どうする、十兵衛!!
戦乱の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。
大名・目良家が統治する、とある国のお話。
軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた<真中十兵衛(まなかじゅうべえ)/古田新太>は、今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っている。ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした<美山輝親(みやまてるちか)/池田成志>のとばっちりで、彼とたまたま同行していた十兵衛は子分二人をヤクザに人質にとられてしまう。五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、仕方なく輝親を探すハメになる十兵衛。
一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために当主・則治(のりはる)のもとに正室として嫁いでいた、<紗々姫(ささひめ)/清野菜名>が、その同盟を反故にされたとして厚見の家臣である<雨森源七(あまもりげんしち)/須賀健太>らと共に目良家を出ようとしていた。それを阻むのは則治の母であり、目良家で一番の権力者でもある<嵐蔵院(らんぞういん)/高田聖子>と、目良家家臣で侍大将の<飛沢莉左衛門(とびさわりざえもん)/早乙女太一>。源七以外の厚見家家臣は莉左衛門らに斬り殺されるが、紗々姫と源七はなんとか城外へと逃げていく。
とある木賃宿で十兵衛は輝親を発見するが、そこに紗々姫と源七も居合わせたことで、目良家の追っ手たちと一悶着を起こす。その場にいた百姓、浪人たちが皆、目良家に恨みを持つ者ばかりだったことも功を奏し、十兵衛の機転、輝親の口八丁ぶりと無謀な行動で追っ手を追い払うことに成功。その様子を見た紗々姫から厚見の城まで自分を送り届けてほしいと頼まれ、悩む十兵衛。
その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺(ようがんじ)では、厚見家の蜂起を知った住職の<残照(ざんしょう)/粟根まこと>が、もともと目良家から目をつけられている自分たちが生き延びるためには紗々姫を亡き者にするのが得策として、十兵衛たちが潜む酒屋の蔵を襲う。目良家の兵に変装した僧兵たちが姫に刀を向けることに違和感があった十兵衛は、村祭りの男衆たちが蔵の裏手に大勢集まっていたことを利用して援軍が来ていると思わせ、僧兵たちを退却させる。またもや、十兵衛のとっさの働きに感心する紗々姫。
その直後、夭願寺を疑って残照のもとを訪れていた嵐蔵院ら目良家一行。この時のいきさつを聞いた莉左衛門は、紗々姫を守っているのは煤煙党(ばいえんとう)ではないか、との考えを口にする。煤煙党とは目良家に激しい敵意を持つ集団だが、とっくの昔に滅んだはずだと言い、信じようとはしない嵐蔵院。互いに腹に一物がありながらも、目良家と夭願寺は共に協力して姫を追うことにする。
無事に城まで姫を送り届けることができれば、厚見家の軍配士として仕官させると言われて十兵衛の心は揺れ動く。しかし子分の命の刻限まであまり時間が残されていないため、すぐにでも輝親をヤクザのもとに連れて行かなければならないのだ。さあ、どうする、十兵衛!!
上映情報
ゲキ×シネ 『けむりの軍団』
作:倉持裕 演出:いのうえひでのり
出演: 古田新太 / 早乙女太一 清野菜名 須賀健太 高田聖子 粟根まこと / 池田成志 他
【日時】 2020年 7月10日(金)より全国公開 ※一部上映館により公開日が異なります。
2020年7月3日(金)より、T・ジョイ横浜にて先行公開
【会場】 新宿バルト9他、全国35館
※一部上映開始日が未定の館あり。最新の上映館情報は公式サイトをご参照下さい。
※一部上映開始日が未定の館あり。最新の上映館情報は公式サイトをご参照下さい。
【 】 各上映館にて発売 価格:2,000円(税込)
※特別興行料金につき、各種割引、招待券や無料鑑賞券等は適用不可。
※特別興行料金につき、各種割引、招待券や無料鑑賞券等は適用不可。
【WEB】 http://www.geki-cine.jp/
【配給】 ヴィレッヂ/ティ・ジョイ
【著作】 ヴィレッヂ/劇団☆新感線 2020/日本/カラー/シネスコ/5.1chサラウンド
【著作】 ヴィレッヂ/劇団☆新感線 2020/日本/カラー/シネスコ/5.1chサラウンド