演出家・鈴木裕美が戯曲の読み方オンラインワークショップを開催
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鈴木裕美
2020年7月3日(金)〜4日(土)にかけて、演出家・鈴木裕美が、ZOOMを使用したオンラインワークショップを開催、両日ともに同じ内容で3回実施される。募集開始は6月25日(木)19時からで先着順となる。
自粛期間中に開催されてきた無料のオンラインミニワークショップは、200人を超える参加者があったとのこと、今後もオンラインでのワークショップを継続していくとのことだ。
◆鈴木裕美コメント
自粛期間の間、無料のオンラインミニワークショップを7回実施してきました。参加してくださった方の人数は200人を超えました。
最初は、オンラインでのコミュニケーションに不安もあったのですが、対面で開催していたWSでは参加困難だった方々との出会いなどを 通して、これはこれでアリだなと思うようになりました。なので、これからも、直接お目にかかるWSと、オンラインでのWS、どちらもやっていきたいと思っています。
俳優のためのWSは、直接お目にかからなければできないと考えているので、時期を見て開催したいと思っています。
そもそもは、「戯曲の読み方を教えて欲しい」と俳優さんたちか らリクエストを受けて始めたWSです。教えるというのはおこがましいですし、基本、どう読んでも自由だと思っていますので、あくまで“ 鈴木の考える”「戯曲の面白がり方」「 戯曲を読み解くコツ、法則」 についてお話したいと思っています。 先日行った5日間連続のWSでは、 テキストを用いて具体的に戯曲を読み進めていきましたが、今回はその入り口として、どの戯曲にも当てはまるであろう大きな 捉え方をお話しします。
俳優にとって、戯曲の求めていることが読み解ければ、役をイメージしやすくなるのは当然のことです。また、今、 家で 一人でやれる準備として「戯曲を読む」ということは、やはりとても有益だと思います。その一つのきっかけになればと思っていますが、俳優さんでなくても、 戯曲に興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。 以前開催した時は、映像の監督や、翻訳者の方、演劇ライターの方、演劇ファンの方など、様々な方がご参加下さいました。また、戯曲について以外でも、演劇に関するご質問には出来る限りお答えしたいと思います。
以前のオンラインミニWSでは、所要時間を1時間半と言っていたのですが、質問にお答えしてるうちに、大抵2時間を超えていました。また、少々駆け足でお話をし過ぎたかもしれないという反省があり、今回から2時間半に設定し、もう少し丁寧にお話ししたいと思います。 ちょうどお芝居一本分の感覚で、短い休憩を挟むつもりです。