『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルが14キロ増量し、スキンヘッド・刺青だらけの姿へ 映画『SKIN/スキン』メイキングを公開
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(C)2019 SF Film, LLC. All Rights Reserved.
公開中の映画『SKIN/スキン』から、メイキング映像が解禁された。
『SKIN/スキン』は、2003年に米国で発足したスキンヘッド集団“ヴィンランダーズ”共同創設者ブライオン・ワイドナー氏の実話を基につくられた映画。白人至上主義者の集団から脱会しようとする男の壮絶な物語を描いた作品だ。主人公のブライオンを、『リトル・ダンサー』『ロケットマン』のジェイミー・ベルが演じているほか、『パティ・ケイク$』のダニエル・マクドナルド、ビル・キャンプ、ヴェラ・ファーミガらが出演。イスラエル出身のガイ・ナティーヴ監督がメガホンをとっている。
解禁された映像は、ナティーヴ監督が製作のきっかけやリサーチ、キャスト陣の役作りについて語るメイキング。ブライオン・ワイドナー氏がタトゥー除去⼿術を⾏った記録写真が映し出される場面では、イスラエル出⾝で、ホロコーストを⽣き延びた祖⽗⺟を持つナティーヴ監督が「スキンヘッドの若者が社会復帰できる確率は、0.1%にすぎない」との記事を読んだことから製作を決⼼したことを明かしている。
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また、『リトル・ダンサー』でデビューしたジェイミー・ベルの役作りにも言及。ベルは、14キロの増量を行った上、⾃らブライオン・ワイドナー本⼈の元へ⾜を運び、2日間ともに過ごしていたという。ナティーヴ監督は、そんなベルについて、「本作がキャリア最⾼の役」と絶賛。ベルが撮影時に毎朝4時から3時間かけたという、全⾝のタトゥーメイクを施す様⼦も公開されている。
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また、マイク・コルターの⼤ファンだという活動家ダリル・L・ジェンキンス氏本⼈が撮影現場を訪れる姿も明らかに。ダリルは撮影にあたり、反ヘイトの観点からファシストとどう闘うか、更⽣を望む者にどう協⼒するかなど監督にアドバイスし、マイク・コルターとも交流を重ねたとのこと。そのほか、ヴェラ・ファーミガの悪役ぶりについても監督の口から語られている。
映画『SKIN/スキン』は公開中。