川下大洋＋三上市朗＋後藤ひろひとの「大田王」、2020年10月に大阪で新作コント公演を上演

俳優の川下大洋と三上市朗、そして作家・演出家の後藤ひろひとの3人によるコントユニット「大田王（だいたおう）」。20年以上に渡って大阪のみで公演を行い、今年の4月に満を持して初の東京公演を実施！……のはずだったが、新型コロナウイルスの影響で公演中止に。しかしその不運をぬぐい去るべく、本拠地の大阪で仕切り直しの新作公演『GOLD LICENCE TO KILL』を行うことが決定した。

関西のユニークな才能を集め、それぞれのやりたいことを取りまとめたコントを、有名な映画をパロった世界観の中で展開する大田王の舞台。今回はスパイ映画『007』を下敷きに、ベタなネタから音楽モノ、そして笑う人が激しく限定される実験的な作品まで、多彩なコントを披露する。またこのご時世にのっとって、初日と千秋楽夜公演には、有料ライブ配信も実施するという。

大田王の3人からは、以下のようなコメントが寄せられた。

東京公演で上演予定だったコントを、リーディング形式で配信した「TOKYO大田王ごめんなさいスペシャル」より『自粛監督』（作・演出：後藤ひろひと）

 

 

大田王旗揚げ公演からレギュラーの座をキープする久保田浩（遊気舎）や、近年常連となっているクスミヒデオ（赤犬）とボブ・マーサム（THE ROB CARLTON）に加えて、関西のイキの良い若手コメディエンヌたちも参加。また、公演中止でお蔵入りとなったコントを使い回すことはせず、すべて描き下ろしで勝負するそうだ。まだまだ先の見えないコロナの不安が、一時でも笑いで払拭されるのは確実な舞台を、生で見るか配信で見るか？ 今から検討しておこう。