『ヨックモックミュージアム』が東京・南青山にオープン　30年以上かけて収集したピカソのセラミック作品を展示

「シガール」を代表商品とする洋菓子メーカーのヨックモックが、2020年10月25日（日）、東京・南青山に『ヨックモックミュージアム』をオープンする。

ヨックモックグループは、ピカソのセラミック（陶器）作品を30年以上かけて500点以上を収集。このたび開館となる当ミュージアムでは、それらのコレクションを様々な企画展を通して紹介する。

また、コレクションの鑑賞だけでなく、“菓子とアートのコラボレーション”や“アートセラピーを応用したアートセッション”など、独自のプログラムも準備しているという。併設しているカフェのみの利用も可能だ。

開館記念展となる『ピカソ：コート・ダジュールの生活』展は、2020年10月25日（日）から2021年9月26日（日）まで開催。ゲスト・キュレーターにピカソ研究者の松井裕美氏を迎え、第二次世界大戦後、ピカソのセラミック制作の舞台となった南フランスのコート・ダジュールでの生活や、セラミック制作を通して日常生活にもたらそうとした変容と、作品に込められた平和への願いを紹介する。