『SENDAI OROSHIMACHI Art Marche 2020』が劇場とオンラインで10月開催決定　「ここから生まれる物語」をコンセプトに再始動

 

2020年10月、『SENDAI OROSHIMACHI Art Merche 2020』が劇場上演とオンライン配信にて2週にわたりイベントを行うことが決定した。

『SENDAI OROSHIMACHI Art Merche 2020』は、今年で4回目の開催となるが、新型コロナウイルスの影響を受け、初めてオンライン配信を実施する。主催者は、「開催について何度も協議を重ね、舞台芸術の未来をつなげていくために、今何ができるのか考え、この度劇場での開催とあわせて、新たにオンライン配信を行い、2週にわたりイベントを行うことを決定しました」としている。今回、発表の場が失われている団体への活動の機会の提供を目指し、劇場内ウッドデッキでの上演、およびオンライン配信の出演団体を募集している。出演決定団体は10-BOX内の稽古場での創作を経て、劇場やオンラインでの発信が可能となる。

また、今回初の試みとなる市民参加型作品『オイディプス王』の出演者も決定した。
俳優にはDULL-COLORED POP、時間堂など東京の小劇場界隈に新風を巻き起こし、安定した演技力と一瞬にして物語の世界に引き込む魅力をあわせ持つ怪優 原西忠佑を始め、東北を代表する劇団 短距離男道ミサイルから利賀演劇人コンクール2019にて俳優として史上2人目の奨励賞を受賞した実力派俳優 本田椋、さらに同劇団より真摯なキャラクターで存在感を示す武者匠のほか、現代劇から時代劇まで幅広い役どころを自在に魅せる飯沼由和、仙台で圧倒的な動員力を誇る人気劇団 「A Ladybird Theater Company」より増田淳が出演。一般公募から選出した高校生や60代の市民の方まで、総勢8名の個性あふれる俳優陣により上演される。