大ヒット映画の舞台版、『サイドウェイ』が新ビジュアルと公演スケジュールを発表

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2020.12.14

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conSeptは、舞台『サイドウェイ』を2021年3月17日(月)~25日(木)、東京芸術劇場シアターイーストで上演する。このほど、同公演の新ビジュアルと公演スケジュール(公演情報欄参照)が発表された。

この公演は、映画『サイドウェイ』(原題: Sideways)の原作小説を執筆したレックス・ピケットによる同名戯曲版(2012年)の日本語上演だ。翻訳を主計大輔、日本語上演台本・演出を古川貴義(箱庭円舞曲)、音楽を国広和毅がそれぞれ担当。出演者は、藤重政孝石井一孝壮一帆富田麻帆江浦優大嶋村亜華里片桐はづき

(上段左から)藤重政孝、石井一孝、壮一帆、富田麻帆、 (下段左から)江浦優大、嶋村亜華里、片桐はづき

(上段左から)藤重政孝、石井一孝、壮一帆、富田麻帆、 (下段左から)江浦優大、嶋村亜華里、片桐はづき

映画『サイドウェイ』(アレクサンダー・ペイン監督)は、2004年、アメリカ製作のバディ・ロードムービー(二人組による旅映画)。第77回米アカデミー賞脚色賞や第62回ゴールデングローブ賞作品賞をはじめ、世界中で大小350もの賞を受賞し、大ヒットした。さらに、世界中にカリフォルニアワインとピノ・ノアールの魅力を伝え、ワイン産業にまで多大な影響を与えたと言われている。

映画版ブルーレイのジャケット (販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)

映画版ブルーレイのジャケット (販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)


 
<STORY>

請負でテレビドラマや映画の脚本書きをしているマイルス(藤重政孝)は小説家として一本立ちする夢を捨てきれないまま40代になってしまった。いつまでも離婚の痛手を引きずり神経質なところのある彼は、ワインのことになると一家言もつこだわり派。そんな彼の古い親友で、いまは落ち目の俳優兼テレビディレクターであるジャック(石井一孝)がついに結婚することに。そこでマイルスは、結婚前最後の独身旅行を男2人で楽しもうと、安ワインの味しか知らないジャックをカリフォルニアのワイナリー巡りの旅へと連れ出す。バチェラー・パーティーよろしく、ハメをはずすことしか考えてないジャックに対し、必死にワインの素晴らしさを語って聞かせるマイルスだったがジャックの興味はやっぱりワインより女。

そんな二人が訪れたサンタ・イネズ・ヴァレーのワインレストランには店員として勤める女性、マヤ(壮一帆)がいる。マイルスとマヤは顔なじみで互いに興味を惹かれるがなかなか距離を縮められない。一方、マヤの友人でワイナリーのテイスティング・マネージャーをしているテラ(富田麻帆)と一目で惚れ合ってしまったジャックは、いきなり初対面で熱い夜を共に過ごす。そんな二人を横目にマイルスとマヤの関係はどこかぎこちない。見兼ねたジャックが二人をけしかけ上手くいきかけるが、そんなタイミングでジャックが1週間後に結婚するということがバレてしまいマヤとテラは激怒。マイルスとジャックの気ままな二人旅に暗雲が立ち込める……。中年街道まっしぐらの男二人は果たして苦難を乗り越えて熟成ワインのように味わい深い中年の人生を謳歌できるのか?

 

<キャラクター>

■マイルス(藤重政孝):ワイン好きのしがない職業脚本家。小説家を目指して執筆しているが、出版社からは見向きもされず断られ続け落ち込みがち。
■ジャック(石井一孝):ハリウッドを拠点に活動する鳴かず飛ばずの俳優。現在はテレビディレクターをしながら食いつないでいる。無類の女好きだがふらふらとした生き方を清算して家庭を持とうと試みるが決心がつかない。
■マヤ(壮一帆):サンタ・イネズ・ヴァレーのワインレストランに勤める女性。あるきっかけからワインの勉強に夢中になり、いつか自分の農場を持つことが夢。
■テラ(富田麻帆):ワイナリーでテイスティング・マネージャーを務めるバツイチの女性。自由気ままで刺激的な事が大好き。マヤとは気の合う仲間。
■ブラッド(江浦優大):普段はトラックや重機の運転を仕事にしているが、副業的に葡萄園の害獣駆除も担う、胡散臭い20代後半の若者。
■ビクトリア(嶋村亜華里):マイルスの元妻。知的で気品がある女性。マイルスと離婚後、証券関係の手堅い男性(マイルスとは真逆の)と再婚している。
■エヴェリン(片桐はづき):マイルスの小説を出版社に売り込むための仲介役をやっているエージェント。マイルスとは長い付き合いで、彼の小説を気に入っているように見えるが、本音は不明。 


出演者のうち、藤重、石井、壮、富田、嶋村はミュージカルの舞台でも活躍するが、今回は日本語上演台本・演出を手掛ける古川貴義(箱庭円舞曲)の作り出す、独特なテンポでシニカルでありながら人間味溢れるストレートプレイの世界をどう演じ、どう生きていくのか、注目したい。なお、これまでミュージカル作品を得意としてきた企画・製作・主催のconSeptにとっても今回、ストレートプレイ初挑戦となる。

公演情報

『サイドウェイ』
 

 
■会場:東京芸術劇場シアターイースト
■日程:2021年3月17日(月)~25日(木)
3月17日(水) 19:00 
3月18日(木) 14:00 /19:00 
3月19日(金) 19:00 
3月20日(土) 13:00 /18:00 
3月21日(日) 14:00 
3月23日(火) 14:00 /19:00 
3月24日(水) 14:00 /19:00 
3月25日(木) 13:00 
※開場は開演の30分前 ※未就学児入場不可
料金:
#一般:8,800円(全席指定・税込)
#ボトルワイン付き観劇券:12,000円(全席指定・税込)
#配信視聴券:\3,300/ボトル付視聴券\6,500(税込・ワイン送料別)
※配信日及び受付先は後日発表。
※ボトルワイン付き観劇券はオリジナル・ワインオープナー付き。
※ボトルワイン付き観劇券は別途送料1,000円(1本)。
※ボトルワイン付きは4種類のワインから選択可(公式サイト参照)。
発売日:
#主催者先行:2020年12月25日(金)~
※ボトルワイン付きは主催者先行期間のみの受付。
#プレイガイド先行:2021年1月16日(土)~
#一般発売:2021年1月30日(土)~
発売当初は、客席数は70%程度を想定して対応予定です。今後、新型コロナウイルス感染状況により変更可能性がありますので予めご了承ください。

■出演:藤重政孝、石井一孝、壮一帆、富田麻帆、江浦優大、そして嶋村亜華里、片桐はづき
 
<STAFF>
■原作・脚本:レックス・ピケット
■翻訳:主計大輔
■日本語上演台本・演出:古川貴義(箱庭円舞曲)
■舞台美術:稲田美智子
■照明:南香織(LICHT-ER)
■衣裳:KO3UKE
■音響:岡田悠(One Space)
■ヘアメイク:竹節嘉恵
■音楽:国広和毅
■演出助手:城田美樹
■舞台監督:上田光成(ニケステージワークス)
■衣裳協力:WEGO、HARAJUKU CHICAGO、BIG TIME
■協力: ap factory、is、キューブ、サードゲートエージェンシー、サンズエンタテインメント、スタジオ・サンパティック
■宣伝デザイン:高橋誠己(think-small)
■ウェブデザイン:柚木竜也(aboka design)
■スチール撮影:安藤毅
■PV撮影:角直和(極楽映像社)
■PVアニメーション:佐竹大樹
■PV製作:深沢麿央
■票券:林晴美
■宣伝:大林里枝
■制作:横田梓水、田中理恵
■制作助手:阿部楓
■プロデューサー:宋元燮

 
■製作支援:SWING
■企画・製作・主催:conSept

 
■問合せ:conSept info@consept-s.com
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