オービックシーガルズが社会人代表に! 『ライスボウル』で関学大と激突
強豪復活のオービックシーガルズと、社会人代表に対する2勝目に挑む関西学院大学ファイターズ
アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第74回ライスボウル』が2021年1月3日(日)に東京ドームで開催される。その大会に出場する2つのチームが決定した。
学生代表は12月13日(日)に行われた『三菱電機杯 第75回毎日甲子園ボウル』を制した関西学院大学ファイターズ。スコア42-24で日本大学フェニックスを下して、その座を手にしている。
一方、社会人代表の出場権をかけて12月15日(火)に行われた『JAPAN X BOWL 第34回アメリカンフットボール日本社会人選手権』では、オービックシーガルズが富士通フロンティアーズに勝利している。
今年のJAPAN X BOWLに出場した2チームは、社会人チームを代表する存在として知られている。オービックは過去に8度の社会人王者に輝いているが、これは大会における最多記録。さらに、両チームのみが持っていた大会4連覇という記録も最多タイとなっている。今回は単独最多記録となる5連覇に挑み、結果としてオービックがその栄冠に輝いた。その上で、史上最多となる9度目の優勝という記録更新を果たしている。
2014年以来、優勝から遠ざかっていたオービックにしてみれば、強豪復活をアピールする形となった今大会。このまま『ライスボウル』を制したいところだが、対する学生代表の関学大にも意地がある。
関学大は今回が史上最多31度目の学生王座で、『ライスボウル』への出場は3年連続。ここ11年間は学生代表に勝ち星のない『ライスボウル』にあって、関学大は2002年に社会人代表のアサヒ飲料チャレンジャーズから勝ち星を上げている。
ただ、同大会以降は20年に渡って勝ち星から見放されており、この間に学生代表が社会人代表からもぎ取った3つの勝ち星は、すべてライバルの立命館大学パンサーズのもの。「今度こそ社会人代表に勝ちたい」という意地が、関学大にあるはずだ。
そんな両者の意地を掛けて争われることになる『ライスボウル』。果たして勝者となるのはどちらのチームか?