Co.山田うん、舞台と映像の無限の可能性を感じられる、初の長編オリジナル映像作品『コスモス』を1/3まで配信
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『コスモス』 (C)Naoshi Hatori
2020年12月28日(月)~2021年1月3日(日)まで、Co.山田うん初の長編オリジナル映像作品『コスモス』がイープラス「Streaming+」を使用して配信されている。
Co.山田うんは、2002年に設立された、山田うん率いるダンスカンパニー。鋭敏な感覚と野生的な肉体を持つ多彩なダンサーが十数名所属し、圧倒的なチームワークと個性が際立つカンパニーだ。国内各地での舞台、ワークショップ、海外ではアジア、中東、欧州、アメリカなどで活動、世界から注目を集めている。
そんなCo.山田うんが、新型コロナウイルス感染拡大という状況下を考慮して、「映像向けの舞台作品を無観客で制作する」というカンパニーとしての初の試みを行った。
『コスモス』 (C)Naoshi Hatori
「コスモス」という宇宙の渦のような秩序と、私たちのささやかで雑多な日々には、果てしなく遠い距離がある。しかし、もし私たちの小さな日常を顕微鏡でのぞいてみたら、それは宇宙=「コスモス」と同じ模様をしているのかもしれない、そんなイメージで制作された本作。
「コスモス」の動きを表した渦の群舞、どこにでもある庭園や病室、食卓といった、地上のあちこちで繰り広げられる愛の営み、カオス、お祭り騒ぎ、そして随所に散りばめられる2020年のオマージュが現れては消える。ソロ、デュオ、群舞など、ダンサーたちから発光するエネルギーは鮮やかで、魅了されてしまう映像になっている。
『コスモス』 (C)Naoshi Hatori
本作は、シアターイーストの空間に、映像効果と劇場効果の両立を目指したセットを組んで創られた。舞台と映像、という無限の可能性を感じてられるような、Co.山田うんによるこれからの時代の動画配信への試みに期待したい。
また『コスモス』は、2月28日(日)山口・山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA、3月6日(土)新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場にて上演も行う。
Co.山田うん 新作「コスモス」映像版 トレーラー
配信情報
会場:東京芸術劇場シアターイーストにて収録
飯森沙百合 川合ロン 河内優太郎 黒田勇 田中朝子 西山友貴 仁田晶凱 長谷川暢 望月寛斗 山口将太朗 山崎眞結 山根海音 吉﨑裕哉
※購入後、
公演情報
会場:山口情報芸術センター スタジオA
会場:新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
音楽:ヲノサトル
出演:飯森沙百合、川合ロン、河内優太郎、黒田勇、田中朝子、西山友貴、仁田晶凱、長谷川暢、望月寛斗、山口将太朗、山崎眞結、山根海音、吉﨑裕哉