KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭が、一部の公演をオンラインに変更

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2021.1.23
新作上映会に変更となった、ナターシャ・トンテイ『秘密のグルメ倶楽部』イメージビジュアル。 ©︎Natasha-Tontey

新作上映会に変更となった、ナターシャ・トンテイ『秘密のグルメ倶楽部』イメージビジュアル。 ©︎Natasha-Tontey

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2021年2月6日(土)~3月28日(日)に開催される「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2021 SPRING​(通称KEX)」。当初フィジカルで開催予定だった、公式プログラム〈Shows〉の演目の一部が、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受けて、オンラインに変更されることになった。

対象となる公演は、ナターシャ・トンテイ『秘密のグルメ倶楽部』(3/9~14)と、ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre『父の歌(5月の3日間)』(3/24~28)。『秘密のグルメ倶楽部』はインスタレーションの展示+新作映像の上映会、『父の歌(5月の3日間)』はオンライン配信の形で、それぞれ公演を実施する。

ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre『父の歌(5月の3日間)』は配信に変更。 Photo by Wichaya Artamat

ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre『父の歌(5月の3日間)』は配信に変更。 Photo by Wichaya Artamat

また〈Shows〉の作品と関連した、レクチャーやワークショップを行うシリーズ「Super Knowledge for the Future(SKF)」も、展示を除いた全企画を、オンライン配信のみとすることに。2月6日・7日に連続して開催予定だった、インディペンデント・キュレーター&映像作家の小原真史のトークイベントに関しては、6日分は中止、トークイベント「博覧会・博物館と人間の展示」は延期することが決定した。7日開催の「キュレーターズトーク」は、予定通りオンライン配信で実施する。

小原真史は展示企画『イッツ・ア・スモールワールド:帝国の祭典と人間の展示』(2/6~28。15日休館)でShowsに参加。 「学術人類館」(第五回内国勧業博覧会)1903年、個人蔵

小原真史は展示企画『イッツ・ア・スモールワールド:帝国の祭典と人間の展示』(2/6~28。15日休館)でShowsに参加。 「学術人類館」(第五回内国勧業博覧会)1903年、個人蔵

オンライン配信となった2演目の発売は、2月上旬を予定。京都府に緊急事態宣言が発令されたことにより、今後もプログラムに変更が生じる可能性があるので、公式サイトや公式ツイッターを随時チェックしておいてほしい。

公演情報

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2021 SPRING」
 
■プログラム参加アーティスト:
〈Shows〉
小原真史、デイナ・ミシェル、垣尾優、フロレンティナ・ホルツィンガー、山本精一、ナターシャ・トンテイ、音遊びの会×いとうせいこう、中間アヤカ&コレオグラフィ、ウィチャヤ・アータマート/For What Theatre、ママリアン・ダイビング・リフレックス/ダレン・オドネル
〈Kansai Studies〉
dot architects、和田ながら
 
■日程:2021年2月6日(土)~3月28日(日)
■会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都伝統産業ミュージアム、京都府立府民ホール“アルティ”、ほか
■料金:公演によって異なる。
※学生・ペア・車椅子など、各種割引あり。
※Showsプログラムの10演目すべてを鑑賞できるフリーパスあり(前売のみ)。
■公式サイト:http://kyoto-ex.jp/

 
※この情報は1月23日時点のものです。新型コロナウイルスの状況次第で変更となる場合がございますので、公式サイトで最新の情報をチェックしてください。
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