渡辺直美がエディ・マーフィと対談! 映画『星の王子 ニューヨークへ行く 2』インタビューで撮影秘話や第三弾構想などが明らかに
-
ポスト -
シェア - 送る
渡辺直美 (C)Images courtesy of Amazon Studios
3月5日(金)からAmazon Prime Videoで独占配信される映画『星の王子ニューヨークへ行く 2』から、エディ・マーフィとクレイグ・ブリュワー監督のインタビュー映像が解禁された。
『星の王子ニューヨークへ行く 2』は、エディ・マーフィ演じるザムンダ王国の王子アキームとその親友セミがアメリカで繰り広げる騒動を描いたコメディ映画『星の王子ニューヨークへ行く』の続編。本作では、ザムンダ王国で新たに戴冠したアキーム(エディ・マーフィ)と彼の親友セミ(アーセニオ・ホール)が、前作の舞台でもあるニューヨークのクイーンズを目指し、新たな冒険を繰り広げる。主演のエディ・マーフィとアーセニオ・ホールが続投するほか、前国王のジャッフェ・ジョファー(ジェームズ・アール・ジョーンズ)、クイーン・リサ(シャーリー・ヘッドリー)、クレオ・マクダウェル(ジョン・エイモス)、モーリス(ルーイ・アンダーソン)らオリジナルキャストも出演。『ハッスル&フロウ』のクレイグ・ブリュワー監督がメガホンをとり、脚本は『シャフト/SHAFT』のケニヤ・バリス、『星の王子ニューヨークへ行く』のバリー・W・ブラウスタインとデビッド・シェフィールドが担当している。
エディ・マーフィ (C)Images courtesy of Amazon Studios
今回公開されたのは、『星の王子 ニューヨークへ行く 2』の配信開始に先駆け、シリーズの大ファンだという渡辺直美が、オンラインで主演のエディ・マーフィとクレイグ・ブリュワー監督と対談を果たした映像。気になる次回作の構想や、マーフィの役作りなど秘話が明かされているほか、すでにアメリカに拠点を移すことを発表している渡辺が、自身のキャスト起用をアピールする場面などが収められている。
渡辺直美×エディ・マーフィ×クレイグ・ブリュワー監督
(C)Images courtesy of Amazon Studios
渡辺:はじめまして、日本で芸人をやっている渡辺直美と申します。よろしくお願いします!
マーフィ:やぁ! こんにちは、直美。
渡辺:こんにちは!今日は本当にお会いできて光栄です。お忙しい中ありがとうございます。
マーフィ:直美はスタンドアップコメディをやっているの?
渡辺:私はスケッチコメディのほうをやっていて、でもいつかスタンドアップコメディをやりたいとも思い、実は時々ニューヨークに行ったり来たりしながらお笑いの勉強をしているんです。ですので今日はエディ様にお会いできて本当に本当にうれしいです!
マーフィ:フフフ(笑)。
渡辺:ありがとうございます(笑)。では、質問のほうをさせていただきます。私も大好きな『星の王子ニューヨークへ行く』の続編ができたということで、日本のファンの皆さんもとても大興奮しているのですが、30 年以上経って改めてアキームを演じてみていかがでしたか?
マーフィ:すごく楽しくて本当に予想外でした。まさかこの映画の続編を作る日がくるなんて、誰も予想していませんでした。でも楽しかった!1作目は公開から 30年以上経った今でもたくさんの人に見てもらえて、まだテレビでも放送される“カルトムービー”のようになっていたので、もうとにかく楽しくて、強い熱意を持ちながらやることができました。
渡辺:この映画は、ギャグシーンもすごく面白くて本当に大好きなのですが、今回のギャグシーンでお気に入りの場面はありますか?
マーフィ:個人的に一番笑えるのはシンガーのランディ・ワトソンのシーンですね。もう本当に笑ってしまいます。もう一つは本編には入っていないアウトテイクですが、アーセニオ(セミ役)を蹴ってしまう場面があって……本当に間違って蹴っちゃって、とにかく笑ってしまいました(笑)。
渡辺:そんなことがあったのですね(笑)。監督はいかがですか?
ブリュワー監督:自分は映画の中のダンスナンバーがすごく好きです。あとオーハが“プリンス・ソング”を歌うときが好きです。多分皆さんはオーハのことが好きですし、そして彼が“プリンス・ソング”を歌っているところを見ていると本当に面白いです。
渡辺:ちなみに本作のギャグシーンではアドリブがあったりするんでしょうか?エディさんもその場で思いついたギャグとかを言ったりするんでしょうか?
マーフィ:いいえ、そんなにないですね。結構しっかりとした台本を頂きます。ほとんどのものが台本通りで時々クレイグが遊ばせてくれたり、アドリブを 1~2 テイクくらい撮りますが、ほぼ台本通りですね。うん、本当にしっかり決まった台本があってそれでやりました。
渡辺:そうなんですね!次の質問は愚問かなと思うのですが(笑)、もし私が本作に出演させていただけるとしたら、どんな役が合うと思いますか?そしてどんなセリフをいただけますか?
マーフィ:クレイグが答えてよ、監督だろ?(笑)
ブリュワー監督:レスリー・ジョーンズが演じるメアリーと病院で一緒に働いている同僚の役で、メアリーに連れられてザムンダに行く、というお友達のような役がいいと思いますね。多分最高に合う役になるんじゃないかなと思います。
マーフィ:それか僕に特殊メイクをして直美に変身して、僕が直美を演じることもできるね!
渡辺:あはは、すごい!私ダンスが好きなので、ダンスのシーンなら私もどうにかお願いします!
ブリュワー監督:それも最高だね!
渡辺:ちなみにパート3でイン・ジャパンということはあり得ないですか?パート3の予定は無いですか?
マーフィ:パート3のアイデアはありますが、16年後の設定なんですよね。
渡辺直美:えっ!?そうなの!?本当に?
マーフィ:本当にアイデアはあるんですが、僕が 75 歳にならないといけないので、まだできないです。なので、そのときになったら連絡するね!
渡辺直美:ぜひお願いします!
マーフィ:いい感じのコメディ風ダンスの振り付けとかも準備しておくね!
渡辺:わぁ嬉しい!待ってます、ぜひお願いします! 最後に、少し話が映画に戻るのですが、エディさんはこれまで様々な役を演じられていると思うのですが、アキームを演じるうえで大切にしていることってありますか?
マーフィ:アフリカの王様か王子がいる映画はそんなにないと思います。主に 3 作品で『星の王子ニューヨークへ行く』の 2 作と『ブラックパンサー』ですよね。このようなポジティブで前向きに強い黒人のイメージを見せるのはとても大事なことですし、演じることもとても重要なことだと思います。
渡辺直美:素敵なお時間をありがとうございました!
マーフィ、ブリュワー監督:ありがとう!またね!