ここでしか見られない7ORDERに加え、武道館ライブの表と裏を余すところなく披露した『WE ARE 7ORDER IN PARCO』レポート
『WE ARE 7ORDER IN PARCO』展示風景
2021年3月5日(金)から3月29日(月)まで、池袋PARCO本館7FのPARCO FACTORYにて『WE ARE 7ORDER IN PARCO』が開催中だ。7ORDERは、安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人からなるプロジェクト。2021年1月13日にメジャーレーベルから1stアルバムをリリースし、同日には日本武道館で初のワンマンライブとなる『7ORDER LIVE TOUR 2021“WE ARE ONE”』を行った。
本展では会場を4つに分け、約200点もの写真を展示。武道館ライブの写真や、YouTubeチャンネルの番組などで度々登場するアトリエを再現した展示のほか、本展の写真を撮影した写真家・浅田政志の撮り下ろし特別ブースなど、濃密で見どころ盛りだくさんの内容になっている。以下、本展の見どころを紹介しよう。
華やかなステージとリアルな楽屋裏
きらびやかな姿と素に近い姿を堪能
展示を進むとステージが設えられた空間があり、エネルギッシュなメンバーの写真に囲まれる。武道館でのパフォーマンスを捉えた写真はパワフルで、ライブの瞬間を閉じ込めたかのようだ。会場に流れる映像や音楽も気持ちを盛り上げる。
武道館ライブのステージの様子
ステージにあるシックな衣装と、次のブース「BACKSTAGE」の入口にある華やかな衣装はライブで実際に着用されたもの。至近距離で衣装を見ていると、メンバーが歌う姿やダンスをする姿が頭に浮かんで来るようだ。
武道館ライブのステージ衣装
武道館ライブのステージ衣装
ステージで思いっきり輝いているメンバーの姿と、彼らがふと見せた微笑みや何気ないやりとりの様子など、かけがえのない瞬間を余すところなく披露するこの空間は、ライブの空気を肌で感じられる臨場感があり、メンバーの強烈な魅力が写真を通して伝わってくる。
武道館ライブのステージの様子
武道館ライブの様子
ステージの裏側の様子を捉えた写真が並ぶのは「BACKSTAGE」のブース。楽屋を再現した空間に置かれた化粧品は、ヘアメイクのスタッフが使ったものと同じとのこと。鏡の前に散らばる写真は、メンバー自身で撮ったもの。親密さがあるみずみずしい写真を見ていると、メンバーが互いに撮り合い、真摯にカメラを構えてシャッターチャンスを待つ姿などが想像できる。なお、実際の武道館の楽屋の様子は、壁面に貼られた写真で確認することができる。
「BACKSTAGE」の楽屋風景
「BACKSTAGE」の楽屋風景。鏡付近の写真はメンバーが撮ったもの。
「BACKSTAGE」にて。武道館LIVEの舞台裏が垣間見える。
ステージの写真とともに、スタイリストや映像制作、ヘアメイクといったスタッフのコメントも展示されているのも本展の見どころの一つ。愛情あふれるコメントを読むと、スタッフたちにも愛されているのがよく分かる。
YouTubeの空間を再現
メンバーに会いに来たような感覚に陥る展示
「ATELIER」のブースにあるのは、公式YouTubeチャンネル「7ORDER project」でも公開されている “秘密基地=アトリエ” に実際に置かれているもの。メンバーはアトリエで絵を描いたり作曲を行ったりしているとのことで、ここに飾られているオブジェや写真集などを見ていると、まるでメンバーに会いに来たような感覚に陥る。このブースは撮影可能なのも嬉しい。なお、本展のために物品が持ち出されているため、現在番組のアトリエはすっきりとした状態のようだ。
公式YouTubeチャンネル「7ORDER project」に登場するアトリエ
普段見ることができないメンバーの姿と表情
その人らしさを閉じ込めた写真
最後のブースは「ASADA GALLERY」。冒頭の写真は清潔感と透明感に満ち、メンバーのオーラを感じ取れる。また、メンバー間の親密さと、撮影している浅田政志との強い信頼関係が伝わってくる。
「ASADA GALLERY」。メンバーの親密さが伝わってくる。
メンバーが時代劇風の侍に扮している写真はファン必見といえよう。着物に身を包み、刀を持つ姿は実にフォトジェニックで、目に焼きつけたくなる凛々しさだ。なお、物販には彼らが侍の格好を披露している「七人のサムライポスター」やアクリルスタンドもあるので、美麗な姿を家などでたっぷり堪能することができる。
「ASADA GALLERY」。美麗な着物姿を披露。
「ASADA GALLERY」。時代劇風の設定にぴったりとはまっている。
そして最後の鳶職人に扮した写真で、メンバーは個性あふれる、弾けるような笑顔を見せてくれる。彼らのいきいきとした表情は、設定のユニークさと相まって、忘れられないインパクトを与える。現場の親密な空気とユーモラスで明るい雰囲気、メンバーのその人らしい表情をぎゅっと閉じ込めた写真は、今回撮影を行った浅田政志にしか撮れない作品といえよう。
「ASADA GALLERY」。この設定のメンバーを見られるのは本展ならでは。
「ASADA GALLERY」。ユーモラスで明るく、観ているこちらも元気になれる作品。
本展の物販コーナーは、ポスターや湯呑み、アクリルスタンドやトートバッグ、Tシャツやポーチ、バッジやマスクなど、充実の品揃え。服やバッグはどれもシックでスタイリッシュだ。
物販コーナー
多種多様なコンテンツを展示する『WE ARE 7ORDER IN PARCO』では、7ORDERのメンバーのまっすぐさや純粋さ、魅力がダイレクトに伝わり、その人らしい表情を見ることができる。会場でしか見ることができない貴重な写真も多数ある本展は、3月29日(月)まで開催中。
文・写真=中野昭子
展覧会情報
会場:PARCO FACTORY(池袋PARCO 本館7F)東京都豊島区南池袋1-28-2
※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18時閉場
入場料:1,000円(税込)
※小学生以下無料
※株主優待含む全ての割引が対象外になります。
※日時指定入場制になります。
感染症拡大防止等の観点から日時指定制の前売券を販売致します。
前売券は「e+(イープラス)」にて2021年2月20日(土)18:00に販売開始いたします。
※前売券は入場前日の18:00までにご購入いただけます。
<当日券>
当日入場枠に空きがある場合には、 会場にて当日券を販売致します。
※各日販売情報に関しては、 PARCO ART Twitter<@parco_art>より情報を配信致します。
協力:7ORDER Project / KSR
撮影:浅田政志
展覧会公式HP:art.parco.jp
アーティスト情報
安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が2019年5月に始動させたプロジェクト。「Happyをみんなで作りあげていく」をモットーに、音楽、演劇、アート、ファッションなど、さまざまなジャンルの活動を通して、ファンと“かけがえのない瞬間” を共有していく。
Twitter >>> @7order_official
Instagram >>> @7order_project_official
TikTok >>> @7order_official
YouTube >>> https://www.youtube.com/c/7ORDERproject
Label >>> https://columbia.jp/7order/
1st Album『ONE』 >>> https://nippon-columbia.lnk.to/7ORDER_ONE