ホリプロ×ドワーフで「オリジナルミュージカル ショートムービー」を制作 ボイスキャストは鹿賀丈史、濱田めぐみ、柿澤勇人、中村海琉
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「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」オリジナルミュージカル ショートムービー『劇場へ』(仮題)
“逆風の時こそ新しい挑戦を!”をテーマにホリプロが2020年6月、世界に向けた“オリジナル・ミュージカル”の創作を目指し才能豊かなクリエイターを見出す「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」の始動をスタートさせた。
日本から世界へ発信する作品の創り手の候補として、ミュージカル脚本と作曲の二つの部門で応募を募ったところ、予想をはるかに超える500以上の応募が日本国内のみならず、世界中から集まった。その中から選び抜かれた才能あるクリエイターを起用し、新たな作品を文化庁が推進する文化芸術収益力強化事業の一環として今回、発表された。
「演劇」「劇場」の素晴らしさを改めて感じてほしいという願いを込め、NHKのキャラクター『どーもくん』、NHK連続テレビ小説『スカーレット』のオープニング映像、フランスでロングラン上映された『こまねこ』や、最近では Netflix オリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』など、世界でも有数のこま撮りアニメーションを手がけるドワーフ(株式会社 xpd)が、ホリプロとタッグを組み、ミュージカルと映像のコラボレーションという新しいジャンルに挑戦する。物語は、劇場に行ったことのない少年が、劇場が大好きだったおばあちゃんの遺品のオペラグラスを見つけることから始まる。その中でも、オペラグラスのキャラクター「ギョロ」が、楽しく歌い踊る姿は、本作の見どころだそうだ。ボイスキャストはギョロ役を柿澤勇人、おじいちゃん役を鹿賀丈史、ママ役を濱田めぐみ、タクト役を中村海琉が務める
キャラクターデザイン画 (C)HoriPro/dwarf
物語の登場人物:タクト(中村海琉)、ギョロ(柿澤勇人) (C)HoriPro/dwarf
この「ギョロ」が歌う楽曲を、ミュージカル・クリエイタープロジェクトから選ばれた岩城直也が作曲する。さらに、ブロードウェイの作曲家ジェイソン・ハウランドが新曲を提供し、全編の編曲も担当。構成・脚本・歌詞を手掛けるのは、日本を代表する演出家の宮本亞門。映像演出はミュージックビデオの演出で定評のある春山”デビ”祥一が手掛け、キャラクターデザインはドワーフの合田経郎が担当する。
国際色あふれるミュージカル・音楽映像の名手たちと、ミュージカル・クリエイタープロジェクトで発掘された若き才能とのコラボレーションに期待が高まるばかりだ。なお、本作の視聴はホリプロステージYouTubeチャンネルほかにて、2021年3月31日(水)より配信を予定している。
(左から) 構成・脚本・歌詞:宮本 亞門、演出:春山“デビ”祥一、キャラクターデザイン:合田 経郎、作曲・編曲:ジェイソン・ハウランド
ホリプロは、世界からもその一流の映像技術に注目が集まるドワーフによる「ストップモーション・アニメーション(こま撮り)」と「操演」で創り上げる本作は、ネット上に数多くあがっている映像作品のなかでも、ひと際目を引く存在になるでしょう。劇場に行きたくても行けない人、外に遊びに行けずに家で退屈にしている子供たち、ネット上で面白い映像を探している若い世代など、普段、劇場に足を運ぶことがない方々にもこのオリジナルミュージカルショートムービーに触れていただき、劇場に興味を持っていただければ幸いです、という思いをコメントしている。
今後も発表される「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」の続報にも期待しよう。
配信情報
開始開始日(予定):2021年3月31日(水)
構成&脚本&歌詞:宮本 亞門
映像監督:春山”デビ”祥一
音楽監督&作曲&編曲:ジェイソン・ハウランド(ミュージカル『生きる』)
作曲:岩城直也(「ミュージカル・クリエイター・プロジェクト」選出)
キャラクターデザイン:合田 経郎(ドワーフ)
プロデューサー:松本 紀子(ドワーフ)/小嶋 俊介(xpd)
梶山 裕三(ホリプロ)/井川 荃芬(ホリプロ)
映像制作・キャラクター開発:ドワーフ
企画製作:ホリプロ
鹿賀 丈史/濱田 めぐみ/柿澤 勇人/中村 海琉