『NOMADメガロボクス2』AnimeJapanステージレポート:7年後が舞台、変貌したジョーの姿にキャストも驚き

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2021.3.31

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『NOMADメガロボクス2放送直前SP』ステージが、『AnimeJapan 2021』内にて実施された(2021年3月27日)。細谷佳正(ジョー/ノマド役)、安元洋貴(勇利役)、村瀬迪(サチオ役)らメインキャストが、本作の見どころを語ったトークショーのレポ―トをお届けする。

【レポート】『NOMADメガロボクス2放送直前SP』ステージ

いよいよ放送開始が迫る『NOMAD メガロボクス2』。キャスト陣に現在の心境を伺うと、村瀬は、「アフレコが終わった時は、まだまだ先の話だと思っていたのですが、もうすぐ放送が始まるんですね」と驚きの様子を見せ、安元も、「少人数で収録を行っていたため、前作とは違う収録時の苦労がありました」と、感慨深い様子でコロナ禍のなかでのアフレコ収録を振り返った。

今回の特番はオンラインでアメリカ、アジアなど世界に向けて配信されている番組だと聞き、『メガロボクス』の海外人気の高さについても紹介。安元の元に届く海外からのファンレターの中には、『メガロボクス』についての感想が多く、日本だけでなく海外のファンも待ち望んでいる注目作だということが伝わってくる。

続いて、最新映像を収録したメインPVが公開に。

PV

迫力の試合シーンや、キャラクターの心情を描くドラマティックな映像に見入るキャスト陣。細谷からは、前作のスタッフ、キャストが再集結していることも見どころの一つと紹介した上で、「話が続いているので、前作を観て頂いてから本作を観て頂きたいです」と伝えつつも、「でも、観ていただけるなら、何でもいいです(笑)」とアピールしました。

第2期は物語の“意味”が重要

安元は、第1期となる前作がとても良い終わり方をしていたため、どのように続編を作っていくのかが気になっていた様子で、実際に収録をして、「この方向性に行ったか!」という驚きが強かったことを明かす。また、「今回の第2期では、物語の“意味”が重要だと感じた」と自身の印象をコメント。キャラクターがここにいる意味、そして、なぜこんな事をしているのか……その“意味”が分かるように、ぜひ第1期も観てほしいと思いを語った。

村瀬は、オーディションを受けて役の続投を掴んだことを振り返り、オーディション時のプロットで、初めて第2期の物語に触れ、「人間が持つ本能を凝縮した作品。前作もそうでしたが、今回はさらに濃厚になっています」と作品に対する印象を語った。

前作から7年後を舞台にした本作のキャラクターの印象を聴くと、細谷は、メインビジュアルに描かれている、髭を生やし変貌したジョーの姿に、最初はジョーだと分からなかった様子で、台本を貰ってようやくジョーの登場を確信したことを明かした。村瀬は、第1期でのサチオの様子を「大人にならざるを得なかった子供」と表現し、7年の月日が経ち、大人になりたいという意志を持つ少年に成長したサチオを意識しつつ、「根底にある真っ直ぐさを忘れないように演じました」と演じる上でのポイントを語った。

また、細谷からは、膨大な量のセリフでストーリーを繋ぐ作品が多い中、本作は、「必要最低限のセリフ量で、それが必要最大限に生かされている」と評価し、その分、映像で見せる構成になっているとコメント。アニメーションというよりも、映画的な手法のように感じ、「森山監督がもし実写で作品を作ることがあれば、ぜひ観てみたい」と監督の映像表現の巧みさについて感想を述べた。

新キャラクターの印象は

さらに、新キャラクターの印象を聞かれると、ネタバレを避けるために言葉を選びつつも、「チーフに注目してほしい」と安元が答え、村瀬からは、「新キャラクターも魅力的ですが、マーラ、ゆき子など、女性キャラの描き方が素敵なので注目してほしいです」と紹介。作品についての見どころがたっぷりと語られた後、イベントは終演の時間に。最後に、キャスト陣より、ファンへの感謝の想いを込めて、メッセージが贈られた。

村瀬「『メガロボクス』から7年後が舞台の作品です。まだ多くは語れませんが、とても重厚で、濃厚な作品になっています。ぜひ観ていただきたいです。宜しくお願いします」

安元「“NOMAD”には、“放浪者”といった意味があります。なぜ彼がNOMADと名乗っているのか、そういった部分を考えながら観て頂ければ、さらに面白いのではと思います」

細谷「前作『メガロボクス』は、「あしたのジョー」連載開始50周年を記念して作られた作品ですが、今年はその大きな冠が外れてしまいます。本作品は、森山監督が本当の意味でオリジナル作品として取り組んだものになると思います。前作を観て面白いと思って頂いた方、今回、初めて興味を持った方も、ぜひご覧頂けたらと思います」

TVアニメーション『NOMAD メガロボクス2』は、TOKYO MXにて2021年4月4日より毎週日曜23:00~、BS11にて4月6日より毎週火曜24:30~放送開始。各配信サイトでも4月5日から順次配信が始まる。初回放送に向けて、前作『メガロボクス』が、ニコニコ生放送で全13話の振り返り放送も決定している。

放送情報

『メガロボクス』全13話一挙放送
日時:開場 4/1(木)18:30 開演 4/1(木)19:00 終了予定 24:40頃
・ニコニコ生放送 https://live.nicovideo.jp/watch/lv330943504

オリジナルTVアニメーション『NOMAD メガロボクス2』
【放送情報】
TOKYO MX 4月4日(日)より毎週日曜 23:00~
BS11 4月6日(火)より毎週火曜 24:30~
※放送日時は変更になる場合がございます。
【配信情報】
2021年4月5日より各配信サイトにて順次配信
【STAFF】
原案:「あしたのジョー」(原作:高森朝雄、ちばてつや/講談社刊)
監督・コンセプトデザイン:森山 洋
脚本:真辺克彦・小嶋健作
キャラクターデザイン:倉島亜由美
サブキャラクターデザイン:金田尚美
音響監督:三好慶一郎
音響効果:倉橋裕宗
音響制作:東北新社
音楽:mabanua
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作・著作:メガロボクス2プロジェクト

【CAST】
ジョー/ノマド:細谷佳正
南部贋作:斎藤志郎
サチオ:村瀬迪与
勇利:安元洋貴
マック:宮内敦士
佐久間:小林親弘
白都ゆき子:森なな子
白都樹生:鈴木達央

【WEB】
公式HP:https://megalobox.com/
公式Twitter:https://twitter.com/joe50_megalobox
(C)高森朝雄・ちばてつや/講談社/メガロボクス2プロジェクト

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