ウディ・アレン監督による7歳養女への性的虐待疑惑に迫る ドキュメンタリー『Allen V Farrow(原題)』がU-NEXTで日本初上陸
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ドキュメンタリーシリーズ『Allen V Farrow(原題)』が5月26日よりU-NEXTで見放題で独占配信されることがわかった。
『Allen V Farrow』は、『アニー・ホール』『マンハッタン』『ブルージャスミン』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』などアカデミー賞への多数のノミネート歴を持つ映画監督ウディ・アレン氏の性的虐待疑惑に迫ったドキュメンタリーシリーズ。アレン氏は、1980年から女優のミア・ファローと公私を共にしていたが、1992年に彼女がアレン氏が当時7歳の養女・ディランへ性的虐待を行っていたと告発。アレン氏は虐待を否定し、証拠不十分によって訴追されることなく、1994年に裁判は終了している。しかし、2018年には、成人したディランがテレビのインタビューでアレン氏を再告発。これを受け、グレタ・ガーウィグ、コリン・ファース、ティモシー・シャラメ、セレーナ・ゴメスといった俳優たちが、「アレンの映画に出演したことを後悔」「二度と彼の作品には出ない」などと声明を発表し、出演料を慈善団体に寄付するなど、再び疑惑が再燃。一方で、ダイアン・キートン、アレック・ボールドウィン、スカーレット・ヨハンソンらアレン氏を擁護するコメントを発するなど、現在も議論が続いている。
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『Allen V Farrow』では、2年間にわたる緻密なリサーチを経て、当時の電話の通話記録、ファミリームービー、裁判書類、警察の証拠品などを特別に入手。アレン氏の性的虐待疑惑の裏側で何が起きていたのかを、ミアやディラン、そしてファローとアレンの息子でジャーナリストのローナン・ファロー、友人や親戚、捜査に関わった人々の独占インタビューを織り交ぜながら、疑惑の真相に迫っているとのこと。『見えざる戦争』でアカデミー賞氏、『ハンティング・グラウンド』でエミー賞にノミネートされたカービー・ディック氏とエイミー・ジーリング氏が監督をつとめている。
なお、『Allen V Farrow』の米HBOでの放送、HBO Maxでの配信をうけ、Paramount+(パラマウント プラス)がアレン氏へのロング・インタビューを収めた『The Woody Allen Interview(原題)』を配信するに至っている。
『Allen V Farrow(原題)』は5月26日(水)よりU-NEXTにて見放題で独占配信。