和田庵、坂口湧久がダブル主演 オフ・ブロードウェイ ミュージカル『キッド・ヴィクトリー』浅草九劇で上演決定
オフ・ブロードウェイ ミュージカル 『キッド・ヴィクトリー』キャスト
2021年12月15日(水)~26日(日)オンライン型演劇場・浅草九劇にてオフ・ブロードウェイ ミュージカル『キッド・ヴィクトリー』の上演が決定した。
本作品は、日本では、2019年に加藤清史郎主演で上演された作品。今回は、キャストの一部をオーディションにより決定し、前回公演を演出した奥山寛を迎え、全役ダブルキャストで、九劇ミュージカル『キッド・ヴィクトリー』として、新たに蘇る。
主演は、和田庵(わだ・いおり)と坂口湧久(さかぐち・わく)が務め、和田は、石井裕也監督の映画『茜色に焼かれる』で尾野真千子の息子役を繊細に演じ、評価を受けている。今回が初舞台となり、行方不明となっていた少年という難しい役どころに挑む。
坂口は、幼少期からミュージカルに多数出演し、前回公演はアンドリュー役で出演。今回、主役のルーカスに挑戦する。
和田庵コメント
ルーカス役を演じます、和田庵です。もともと舞台をやりたいという想いがあったので、今回『キッド・ヴィクトリー』に挑戦出来ること、今とても嬉しい気持ちで一杯です。僕が演じる主人公ルーカスは1年間行方不明になったがその時の出来事や記憶に苦しみながら、どのように日常を取り戻すのか、あるいは取り戻すことが出来ないのか、という難しい役です。これから稽古に入るにあたり、これまでのドラマや映画の経験や現場感覚などを信じて、ダブル主演の坂口湧久さんをはじめチームの皆さんと共に最高の作品を創りたいと思います。
和田庵 プロフィール
2005年生まれ、東京都出身。8歳から芸能活動をスタートさせ、映画「ミックス。」で俳優デビュー。フジテレビ「隣の家族は青く見える」やHBOアジア「フォークロア:TATAMI」に出演し、注目を集める。その後、語学力と人間力を高めるべくカナダへと留学、2020年夏に帰国。2021年5月21日公開の映画「茜色に焼かれる」(監督:石井裕也)では尾野真千子さん演じる主人公の息子・田中純平役を熱演。趣味はスケートボード、俳優業の傍らスケートボードの技術も日々、邁進中。
坂口湧久コメント
ルーカス役の坂口湧久です。2019年の日本初演ではアンドリュー役を演じましたが、再演でまたこの作品に携われることを本当に光栄に思います。初演で大切に創り上げてくれた清史郎(加藤清史郎さん)ルーカスを引き継ぎつつ、自分なりのルーカスを演じられたらと思います。今回は完全ダブルキャストということで、チームごとに全く違う『キッド・ヴィクトリー』ができあがると思うと今からわくわくします。両チームで助け合い、高め合っていけたら嬉しいです。心強いキャスト・スタッフの皆様と改めてこの作品と向かい合い、素敵な作品になるよう全力を尽くします。
坂口湧久 プロフィール
2001年11月7日生まれ。劇団ひまわり砂岡事務所 所属。主な舞台出演歴としてミュージカル『エリザベート』、ミュージカル『モーツァルト!』、舞台『PERSONA3 the Weird Masquerade~群青の迷宮』、ミュージカル『八犬伝~東方八犬異聞』、ミュージカル『KID VICTORY』、ミュージカル『無題-1[MONO]-』、ミュージカル『ボードビル』等がある。その他、NHKよるドラ「ここは今から倫理です。」等TVドラマにも多数出演。8月5日より上演のミュージカル『王家の紋章』にセチ役で出演している。
アメリカ カンザス州の小さな町に、両親と暮らす高校生のルーカス。1 年間行方不明となっていた彼は家に戻って来るが、行方不明中、自身に降りかかった出来事のフラッシュバックに苦しみ、日常生活に戻れずにいた。忘れることの出来ない経験、心に負った深い傷。彼はどう日常を取り戻していくのか、どう生きていくのか。ルーカスと両親、彼をとりまく人々の物語。
公演情報
出演:和田庵、坂口湧久
森田浩平、ひのあらた、木村花代、伊嬉淑、上野聖太、港幸樹、塚本直、吉沢梨絵
遠藤瑠美子、真記子、丹宗立峰、小林タカ鹿、田中なずな、井上花菜、小原汰武、岡施孜
(全役ダブルキャスト)