成井豊が脚本・演出、野田裕貴(梅棒)ら出演 キャラメルボックスで舞台化した、いしいしんじの『トリツカレ男』を上演
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2021年10月16日(土)~10月24日(日)こくみん共済 coop ホール /スペース・ゼロにて、NAPPOS PRODUCE 舞台『トリツカレ男』が上演されることが決定した。
本作は、いしいしんじの名作を原作とし、2007年と2012年に演劇集団キャラメルボックスで舞台化された作品で、今回も同じく脚本・演出をキャラメルボックスの成井豊が手掛ける。活動を停止していたキャラメルボックスは、先日活動再開を発表し、今年12月に『サンタクロースが歌ってくれた』を上演する予定だ。
天才的な運動能力を発揮する本作の主人公「ジュゼッペ」には、「NHK紅白歌合戦」等のTVメディア、宝塚歌劇団や2.5次元舞台等での振付・演出でも活躍するダンスエンターテインメント集団「梅棒」の看板俳優・野田裕貴が挑む。その相方のハツカネズミの「トト」には、過去2回「ジュゼッペ」を演じた畑中智行。ヒロイン「ペチカ」は野田とも共演経験が豊富な原田樹里。新聞記者「レオナルド」には荒木健太朗、クロムモリブデンから森下亮と久保貫太郎、北海道からNOADの舟木健、その他にもキャラメルボックスから石川寛美、三浦剛、多田直人ら、原作の登場人物に負けないくらい個性豊かなメンバーが揃った。
野田裕貴
畑中智行
原田樹里
荒木健太朗
多田直人
石川寛美
三浦剛
森下亮
久保貫太郎
幸田尚子
百花亜希
稲田ひかる
澤田美紀
舟木健
島野知也
建入深雪
上ノ町優仁
本公演の上演については、現在の環境で、エンターテインメントや演劇を作り上げる作業には、とても労力がかかり、忍耐が必要だが、それを上回る前向きなパワーで、安心・安全に千秋楽を目指すとのこと。
ジュゼッペは、レストランのウェイター。仲間からは「トリツカレ男」と呼ばれている。彼は何かが好きになると、寝食を忘れて没頭してしまう。オペラ、探偵、昆虫採集、外国語……。次から次へと熱中し、三段跳びではなんと世界新記録を達成! そんな彼が、ある日、恋をした。相手は、外国から来た無口な少女・ペチカ。彼女は胸の中にたくさんの哀しみを抱えていた。ジュゼッぺは、もてる技のすべてを駆使して、ペチカを幸せにしようとする。そして……。
成井豊(脚本・演出) コメント
『トリツカレ男』の初演は、今から14年前の2007年。自画自賛で恐縮ですが、お客様方から圧倒的なご好評をいだたき、すぐに再演しました。人が人を好きになること。それは、九九や逆上がりのように、誰でもできることなのに、なぜかとっても難しい。誰もが迷い、苦しむ。だから、世の中にはラブストーリーが溢れているのでしょう。『トリツカレ男』もラブストーリーですが、これほどピュアで、ストレートで、熱い物語は他にありません。迷っている人、苦しんでいる人に、ぜひ見に来てほしい。ジュゼッペの生きざまが、胸の中のモヤモヤを吹き飛ばすでしょう。吹き飛ばせるように、頑張ります。
公演情報
舞台『トリツカレ男』
会場:こくみん共済 coop ホール /スペース・ゼロ
原作:いしいしんじ『トリツカレ男』(新潮文庫刊)
脚本・演出:成井豊
野田裕貴(梅棒)、畑中智行(キャラメルボックス)、原田樹里(キャラメルボックス)、荒木健太朗、多田直人(キャラメルボックス)、石川寛美(キャラメルボックス)、三浦剛(キャラメルボックス)、森下亮(クロムモリブデン)、久保貫太郎(クロムモリブデン)、幸田尚子、百花亜希、稲田ひかる、澤田美紀、舟木健(NORD)、島野知也(キャラメルボックス)、建入深雪、上ノ町優仁
料金:7,500円(指定席・税込み)
提携公演:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
企画協力:新潮社
企画・製作:NAPPOS UNITED
NAPPOS UNITED support@napposunited.com