久本雅美×藤原紀香W主演で待望の初タッグ 『毒薬と老嬢』2年越しに上演が決定 

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2021.9.8
(右から)久本雅美、藤原紀香

(右から)久本雅美、藤原紀香

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2022年3月の新橋演舞場を皮切りに、4月の大阪松竹座、そして名古屋、久留米札幌にて『毒薬と老嬢』の上演が決定した。

本作は、当初2020年10月、11月に大阪松竹座ほか全国11カ所での上演を予定していたが、コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年7月に全公演を中止。このたび久本雅美藤原紀香の顔合わせはそのままに、2年越しの上演となる。

『毒薬と老嬢』は、アビーとマーサの老姉妹が繰り広げる衝撃のストーリーと、2人に振り回される人物たちをコミカルに描いた、ブラック・コメディの最高傑作とも呼ばれる作品。1941年の初演以来、ブロードウェイやウエストエンドでのロングランをはじめ世界各地で上演が重ねられている。

今回は、久本と藤原の最強コンビが初タッグを組み、台詞を全て関西弁にして上演する。関西出身の二人による丁々発止のやりとりは必見、として藤原は老婆役に初挑戦となる。

演出は『グレート・ギャツビー』などのミュージカルや「坊ちゃん劇場」などで幅広い作品を手掛ける錦織一清が担当、松竹作品としては、2019年の『蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳~』以来となる。

舞台初共演となる久本と藤原がどんな化学反応を起こすのか、衝撃のブラック・コメディ『毒薬と老嬢』に期待したい。

<STORY>

第二次世界大戦の火蓋が切って落とされた頃、ニューヨーク・ブルックリンの閑静な住宅街に住んでいる、アビーとマーサのかわいらしい老姉妹。自分を本物の大統領と信じている、ちょっと頭のおかしい甥のテディと住んでいました。二人は町で評判の慈善家でもあり、屋敷の前に「部屋を貸します」と書いた貼紙を出し、訪ねてくる身寄りの無いお年寄りに施しをしていると噂されています。お年寄りへのおもてなしは手作りの“おいしいぼけ酒”。テディの弟で新聞記者のモーティマーも、そんな叔母たちが大好きです。しかし、応接間のチェストの中で、彼は見てはならない二人の秘密を見てしまいます…果たして、この老姉妹の秘密とは…!?

 

公演情報

『毒薬と老嬢』
 
2022年3月16日(水)~20日(日)新橋演舞場
4 月16日(土)~24日(日)大阪松竹座
ほか名古屋、久留米、札幌公演あり

 
作 :ジョセフ・ケッセルリング
訳 :黒田絵美子
演 出 :錦織一清
出 演:久本雅美、藤原紀香
渋谷天笑、納谷健(劇団Patch)、室たつき、惣田紗莉渚、丹羽貞仁、嘉島典俊、笠原章
松竹ホームページ:https://www.shochiku.co.jp
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