いわきFCが2022シーズンのJ3ライセンスを取得！ Jリーグ初参戦まであと少し

いわきFCに2022シーズンにおける「J3クラブライセンス」が交付された。同ライセンスの交付は2年連続となる。

今回の交付を受け、大倉智代表取締役は次のようにコメントした。

「昨年に引き続き、J3ライセンスを交付いただきましたことを報告させていただきます。ライセンス交付にあたり、いわき市をはじめ、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、葛尾村のホームタウン各自治体、ならびに福島県の関係者の皆さまのご協力に改めて感謝したいと思います。残りのリーグ戦1試合1試合をとにかくしっかりと戦い、今まで積み上げてきたフットボールを全力でやり切りたい、その覚悟です。引き続き、皆さまの応援をよろしくお願いいたします」

なお、Jリーグ入会（J3リーグ参加）には、以下の4つの条件を満たす必要がある。

1.「Jリーグ百年構想クラブに認定されること」
2.「J3クラブライセンスが交付されること」
3.「Jリーグ入会を理事会で承認されること」
4.「JFLでの競技成績（順位）」

今回の交付により、いわきFCは2番目の条件にある「J3クラブライセンスが交付されること」を満たしたことになる。「Jリーグ百年構想クラブに認定されること」については、2月末に承認されており、2つの条件をクリアしている。

残る2つの条件うち、「Jリーグ入会を理事会で承認されること」は11月末に行われるJリーグ理事会を待つことに。主な規定は平均入場者数2,000人越え、年間事業収入1.5億円などが盛り込まれている。

もう1つの「JFLでの競技成績（順位）」は、JFL（日本フットボールリーグ）の最終順位が4位以内、かつJリーグ百年構想クラブのうち上位2位以内に入っていることが条件となっている。いわきFCはJFL第23節を終えた時点で首位に立っているので、この条件に関しては、このままいけばクリアできる。

念願のJリーグ参加に向けて、リーグ最終節までの2ヶ月間は今まで以上に負けられない試合が続くだろう。クラブの歴史が変わる瞬間を、ぜひスタジアムで見届けてみてはいかがだろうか。