青年団若手自主企画vol.89 山中企画 『転校生』の上演が決定(コメントあり)

2021.11.9
ニュース
舞台

青年団若手自主企画vol.89 山中企画 『転校生』


2022年2月18日(金)〜27日(日)アトリエ春風舎にて、青年団若手自主企画vol.89 山中企画 『転校生』の上演が決定した。

こまばアゴラ劇場のフランチャイズ劇団である青年団には、平田オリザ以外にも、多くの若手演出家、劇作家が所属している。 劇場に劇団が本拠地を置き、そこに俳優が雇用され、多くの演出家が出入りをするという当たり前の「劇場」の姿を、きちんと定着させていくため、青年団では劇団員誰もが公演企画を提出することができ、その中から審査を通ったものが若手自主企画として上演する。本公演では、山中志歩が企画・出演、柳生二千翔が演出を務める。

上演にあたり、山中、柳生からのコメントが到着している。

作品によせて

企画者:山中志歩

「転校生」は現代社会の誰にでも通じる普遍的な物語だと思います。 タイトルの通り転校生のお話で、私は今回、年齢も性別もバラバラな人たちでやると一体この作品はどうなるのだろうという興味が湧きました。 女子高生の日常会話を年齢のさまざまな人たちが演じることで、子どもと大人の境目の無邪気な会話からまた違った意味が出てくるのではないか、教室内が色んな人の人生に見える瞬間が出てくるのではないだろうか、高校時代のイメージから今の自分に言葉や想像を重ね合わせることができるのではないだろうか、そして「転校生」という作品がより普遍的なものになるのではないか、と考えています。 戯曲に出てくる社会問題は30年近く経った今も大して変わっていませんし、連日のニュースは目を背けたくなるものばかりです。正義だと思っていたものがそうではなく、不誠実で不平等だなと感じる世の中ですが、劇場という空間の中では自由でありたいと願っています。初めて企画から立ち上げました。一生懸命がんばります。劇場に足を運んでくださると嬉しいです。

演出:柳生二千翔

社会と自分自身との境界。そこに横たわる「違和感」を強く認識し、その間で揺れて、悩むこと。そうした瑞々しく繊細な感性の持ち主を、人は「若者」と呼ぶ。やがて老いを重ねる中、絶望を繰り返すことで慣れていき、「違和感」を感じなくなっていく。しかし今回、舞台上に現れる高校生は、全員成年だ。今はなき高校生当時の若さに恋焦がれて、「アオハル」ぶるのはとても気持ち悪い。私たちなりのアプローチから、やるせない世界で、いまこの瞬間を生きている、生命の輝きを探りたいと思う。

公演情報

青年団若手自主企画vol.89 山中企画 『転校生』

作:平田オリザ / 演出:柳生二千翔

出演
石渡愛* イム・セリュン 川隅奈保子* 黒澤多生* 五島ケンノ介
西風生子* 西山真来* 日和下駄(円盤に乗る派) 坊薗初菜* 山中志歩* *青年団

公演日程 2022 年2 月18 日(金)〜27 日(日)
18 日(金)19:30*プレ公演 19 日(土)14:00*プレ公演
20 日(日)14:00 21 日(月)19:30 22 日(火)19:30 23 日(水・祝)13:00/18:00
24 日(木)休演日 25 日(金)19:30 26 日(土)13:00/18:00 27 日(日)14:00
※開場・受付開始時間 開演の30分前

会場 アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4 番出口より徒歩4分

料金
プレ公演(18 日・19 日) 一般:2,500円 高校生以下:500 円
本公演(20 日〜27 日) 一般:2,800 円 高校生以下:500 円
予約開始日]2022年1 月22 日(土)
取り扱い]青年団 電話 03-3469-9107 (12:00-17:00) | オンライン http://www.seinendan.org/
※高校生以下のお客様は当日受付にて学生証をご提示ください。※未就学児童はご入場いただけません。※日時指定・全席自由席

主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 (劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:円盤に乗る派、お布団、レトル、gina creative management、Theatrecompany Da
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