織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.)、ミュージカル初主演 青年と犬との友情を描くミュージカル『犬との約束』東京&大阪で上演
織山 尚大
2022年4月15日(金)~24日(日)東京・よみうり大手町ホール、4月29日(金・祝)~5月4日(水・祝)大阪・松下IMPホールにて、ミュージカル『犬との約束』の上演が決定した。
ミュージカル『犬との約束』は、2017年から3度にわたり上演したミュージカル『魔女の宅急便』のクリエイター陣による新作。
1869年アメリカで実際にあった“オールドドラム裁判”をもとに、犬を愛する貧しい家庭の青年が、とある事件をきっかけに、情にもろい弁護士と共に地元の権力者に立ち向かっていく、青年と犬との友情を描いた愛と感動のミュージカル。
主人公の青年ダニエルを、本作でミュージカル初主演となる織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.)、彼をサポートする弁護士のジョージを横山だいすけ、ダニエルと対立する地元の権力者・マクレガーを岡幸二郎が務め、三倉佳奈、青木さやか、玉置成実ら、個性豊かなキャストが脇を固める。
公演決定にあたり、主演の織山、脚本・演出の岸本功喜からコメントが到着した。
織山尚大(少年忍者/ジャニーズJr.) コメント
ミュージカル「犬との約束」に初主演させて頂くことになりました、少年忍者の織山尚大と申します。まず、この作品に携われる事を心の底から感謝しております。そして、なんと言っても歌ですね! 自分が課題としてきた歌唱力を、どんな風に板の上で表現できるか凄く楽しみです! 一公演一公演を大事に演じたいなと思っております。観に来ていただくお客様に、少しでも希望を持って明日を迎えてもらえるように、全力で頑張りたいと思います!
脚本・演出:岸本功喜 コメント
この作品は、10年くらい前からいつかオリジナルミュージカルとして描いてみたいと作曲の小島君にも話していました。そして、この度才能あふれるキャストに恵まれて上演の機会を頂くことができました。犬が我々に与えてくれるもの、教えてくれるものの大きさを、この作品を通して少しでも描けたらなと思います。そして犬との絆を表現する繊細で難しい演技にダンスの抜群の表現力でも知られる織山くんがチャレンジしてくれます。新たにどんな才能が爆発するのか、今から楽しみでなりません。この様なご時世ですが観に来てくださったお客様にほっこり温かな気持ちで帰って頂けるようカンパニーが一丸となって取り組みますのでぜひ劇場までお越し下さい。
ダニエル(織山尚大)とメアリー(三倉佳奈)の親子は、アメリカの片田舎で農場の労働者として貧しい生活をしていた。ダニエルの救いは愛犬ラムとのひと時。ささやかではあるが幸せな生活を送っていた。
弁護士のジョージ(横山だいすけ)は、いつも法廷で敗訴してばかり。情にもろく心優しい理想主義のため、感情に任せて勝ち目のない案件を引き受けてしまうのであった。助手のスーザン(青木さやか)はそんなだらしない彼を叱咤しながらも憎めずサポートしていた。ジョージの恋人のケイト(玉置成実)は、彼に現実的になりもっとビジネスとして業務を引受けるよう懇願するが、なかなか思うようにいかない。
ケイトの父であり、地元の財閥であるマクレガー(岡幸二郎)は、その傘下の労働者たちを不当なまでに虐げ、搾取していた。その権限を振りかざし、人・モノ・金、あらゆることを想いのままにしていた。マクレガーはケイトがジョージと交際していることが面白くなく、別れさせようと画策する。
そんなある日、事件がおこる。ダニエルとラムが戯れていたところ、マクレガーの怒りを買い突き飛ばされたダニエルを守ろうとしたラムをマクレガーは突発的に銃殺してしまう。それを聞きつけたジョージは、人間も犬も命に違いはないことを掲げ、「労働者階級の犬」のため、「財閥のマクレガー」と裁判で戦うのであった。