坂口安吾『夜長姫と耳男』舞台化作品 9PROJECT vol.16『夜長姫』上演決定
9PROJECT vol.16『夜長姫』
2022年4月21日(木)~ 4月24日(日)シアターグリーン BASE THEATERにて、9PROJECT vol.16『夜長姫』が上演される。
本作は、坂口安吾の傑作小説『夜長姫と耳男』を原作とした新作戯曲。脚本の“言葉”、俳優の“声”、ダンサーの“身体表現”を組み合わせた表現で、安吾の描く「凄然たる静かな美しさ」を舞台に再現していく。
作・演出は渡辺和徳が手掛け、高野愛、相良長仁、小川智之、鈴木利典、友部康志、鈴木万里絵、遠山結子が出演する。
STORY
飛騨のタクミは名を残さず。ただイノチを残す。そう称えられた彫師の村に、人並外れた大きな耳を持つ男がいた。名を、耳男。その異形のために人から笑われ、孤独に生きてきた男であった。
ある日、耳男の師匠の元に、夜長の村の長者からの使者がやってくる。美しいと名高い夜長姫のために、三人の匠に腕を競わせ、弥勒菩薩を作ってもらいたいのだという。図らずも、病身の師匠の代理を務めることになった耳男。だがそこで出会ったのは、純粋故の残酷さを持つ、恐ろしい姫であった…。
無邪気な笑顔で血を好み、人の死を喜ぶ幼い姫。その姫の笑顔の奥に秘められたナニカに、耳男は激しく惹きつけられる。だが衆目の中、耳を笑われた耳男は、弥勒の代わりにバケモノの像を彫ることを決意する。
耳男の脳裏に浮かぶ姫の笑顔は、姫に対する憎悪の念か、思慕の情か。人に非らざる姫と、チャチなる人間世界の間で惑いながら、耳男は像を刻んでいく…。
飛騨のタクミは名を残さず。ただイノチを残す。そう称えられた彫師の村に、人並外れた大きな耳を持つ男がいた。名を、耳男。その異形のために人から笑われ、孤独に生きてきた男であった。
ある日、耳男の師匠の元に、夜長の村の長者からの使者がやってくる。美しいと名高い夜長姫のために、三人の匠に腕を競わせ、弥勒菩薩を作ってもらいたいのだという。図らずも、病身の師匠の代理を務めることになった耳男。だがそこで出会ったのは、純粋故の残酷さを持つ、恐ろしい姫であった…。
無邪気な笑顔で血を好み、人の死を喜ぶ幼い姫。その姫の笑顔の奥に秘められたナニカに、耳男は激しく惹きつけられる。だが衆目の中、耳を笑われた耳男は、弥勒の代わりにバケモノの像を彫ることを決意する。
耳男の脳裏に浮かぶ姫の笑顔は、姫に対する憎悪の念か、思慕の情か。人に非らざる姫と、チャチなる人間世界の間で惑いながら、耳男は像を刻んでいく…。
公演情報
9PROJECT vol.16『夜長姫』
日時=2022年4月21日(木)~ 4月24日(日)
木=19:00 金=13:00(ライブ配信のみ) / 19:00 土=13:00 / 18:00 日=13:00
会場= シアターグリーン BASE THEATER (東京都豊島区南池袋2-20-4)
料金= 一般 3,500円 学生 2,500円
木=19:00 金=13:00(ライブ配信のみ) / 19:00 土=13:00 / 18:00 日=13:00
会場= シアターグリーン BASE THEATER (東京都豊島区南池袋2-20-4)
料金= 一般 3,500円 学生 2,500円
作・演出=渡辺和徳
振付=遠山結子
出演/高野愛 相良長仁 小川智之 鈴木利典 友部康志 鈴木万里絵 遠山結子
振付=遠山結子
出演/高野愛 相良長仁 小川智之 鈴木利典 友部康志 鈴木万里絵 遠山結子