シーアが素顔を明かし、声を震わせて想いを語る 映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』インタビュー映像を公開
(C)2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2月25日(金)公開の映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』から、Sia(シーア)監督のインタビュー映像が到着した。
『ライフ・ウィズ・ミュージック』は、素顔を見せないシンガーソングライター・Sia(シーア)が初監督と製作・原案・脚本を務め、オリジナル楽曲も手がけた映画。孤独で生きる希望を失っていたひとりの女性が、家族の存在や周りの人々の助けによって“愛する”ことを知り、居場所を見つける姿を描いた作品だ。孤独に生きる主人公・ズーを演じるのは、『あの頃ペニー・レインと』などのケイト・ハドソン。また、イマジネーション豊かな自閉症の妹・ミュージックをマディ・ジーグラーが演じているほか、ズーに優しく寄り添う隣人・エボ役でレスリー・オドム・Jr.(ブロードウェイミュージカル『ハミルトン』)が出演している。
あらたに公開された映像は、本作の監督であるシーアがキャスティングやミュージックというキャラクターの源となった少年との出会いなどを語った映像。シーアは自身の素顔を見せながら、初監督作への想いを明かしている。
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映画を作ろうと思い立つまでに15年も掛かったというシーア。「私にわかっていたのは、このまま映画にしないでいたら煮え切らないまま死んじゃうぞってこと。映画監督になりたいわけじゃないし、もう映画を作る予定もない。私はこの映画が作りたかったの」と語っている。また、自身のミューズであるマディ・ジーグラーに一番に出演をオファーしたことや、主人公ズー役のケイト・ハドソンと隣人・エボ役のレスリー・オドム・Jr.にソーシャルメディアを駆使してアプローチしたこと、ミュージックのキャラクターの元となった自閉症の少年とのエピソードも明かしている。さらに、初めて監督したことについて、「すごく怖かった。初めての試練のようなものだった」と不安を明かしつつ、「私が今までやってきた中で最高の仕事だった。一番大変だったし、一番有意義で、一番難しかった」「この夢を実現するのを手伝ってくれて本当に感謝している」と声を震わせながら語る一幕も収められている。
あわせて、本作にシーアが本人役でカメオ出演していることも明らかに。シーアは、ズーの客として、堂々とケイト・ハドソンとの共演を果たしているという。
『ライフ・ウィズ・ミュージック』は、2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。