イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』が開幕、新演出・新キャストで臨む

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イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』（撮影：日高仁）

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イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』が、2022年3月23日、俳優座劇場で開幕した（3月27日まで上演）。本作は、「ピーターパン」の世界をモチーフにした、大人のダークファンタジーである。

イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』（撮影：日高仁）

イッツフォーリーズは、2018年に空想組曲のほさかようの脚本『遠ざかるネバーランド』をミュージカル化（音楽＝吉田さとる）した。これが幅広い世代から好評を得て、今回キャストを一新し、渋谷真紀子による新演出で再演されることとなった。

イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』（撮影：日高仁）

出演は、德岡明（ウエンディ）、神田恭兵（少年）、工藤広夢（ピーターパン）、青柳塁斗（フォガーテ）、金村瞳（ドンキー）、鈴木彩子（ルフィオ）、東城由依（タイガーリリー）、刀根友香（エコー）、近藤萌音（近藤萌音）、杉尾優香（エコー）、森山真衣（スターキー）、そして、川原一馬（ジェイムズフック）、藤森裕美（ティンカーベル）。

イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』（撮影：日高仁）

【ものがたり】
17歳のいずみは、空を飛びたいと願っていました。空を飛べれば、どこか遠く、そう、ネバーランドのように永遠に大人にならない世界に行けると信じていたから…。
《ウエンディは、星がきらめく夜空目指してとびたったのです》
いずみが空に手を伸ばし飛ぼうとすると、いつしかそこはピーターパンのいる世界、ネバーランドになっていたのでした。ルフィオ、トゥートルズ、エコーの迷子たち、狩人のタイガーリリー、人魚のビスカ……そしてピーターパン。名前を聞かれ、いずみは自ら「ウエンディ」と名乗り、ネバーランドの一員となりました。みんなの願いは、そう、空を飛ぶこと。空を飛ぶために必要な妖精の粉を探しに冒険の旅に出発します。けれども、そこには空を飛びたくない海賊たちや、ウエンディをいずみに戻したい少年とティンカーベルも現れて…いつしかみんなの飛びたい気持ちは揺らいでいってしまうのでした。ウエンディは、ネバーランドの住人たちは、果たして空を飛べるのでしょうか？そして、ウエンディはいずみに戻れるのでしょうか？

イッツフォーリーズ公演ミュージカル『遠ざかるネバーランド』（撮影：日高仁）

このほど、ピーターパン役の工藤広夢から初日開幕のコメントが届いたので以下に紹介する。

工藤広夢

初日を迎えられたことを心から嬉しく思います。
初演とはまた違った演出、そして個性豊かなメンバーで、最高の「遠ざかるネバーランド」が出来たと自負しています。
千穐楽まで無事に駆け抜けられることを願いつつ、この作品のメッセージをお客様にお届けできるよう、ウエンディ役の德岡明さんはじめ一丸となって精一杯努めます！
是非、今だけしか見られないこの世界観へお越しください。
劇場でお待ちしております！