『上野の森バレエホリデイ』が3年ぶりリアル開催 今年のテーマは『ロミオとジュリエット』
イラスト:武蔵野ルネ
2022年4月29日(金・祝)~5月1日(日)『上野の森バレエホリデイ』が3年ぶりに東京文化会館にてリアル開催される。
バレエを観る・聴く・知る・踊る・遊ぶ・買う・作る――誰でも気軽に参加できて、バレエのさまざま魅力を堪能できる、ゴールデンウィークの一大イベント『上野の森バレエホリデイ』。東京文化会館(台東区上野)内のさまざまなエリアを活用し、多彩な企画が集中開催される本企画は、コロナ禍にあった一昨年と昨年は、一部の企画をオンラインに切り替えて開催を継続。“ホリデイ@home”や“おうちでホリデイ”と題して、国内外から多くのダンサーがリモートで参加するイベントが企画されていた。
3年ぶりのリアル開催となる今年は、感染症対策を徹底しつつ、約30ものイベントが開催。東京バレエ団を中心に、日本バレエ団連盟に加盟するプロのバレエ団も企画やイベントに参加する。また、屋外特設スペースでは、巨大モニターでのバレエに関する映像の上映や、参加型のワークショップなどが予定されている。
ジョン・クランコ版「ロミオとジュリエット」
ジョン・クランコ版「ロミオとジュリエット」
「ロミオとジュリエット」名版ダンサー・クロストーク
左から 厚地康雄(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)、 佐久間奈緒(元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)、 柄本 弾(東京バレエ団 プリンシパル)
「ロミオとジュリエット」パネルギャラリー
シェイクスピアの原作から傑作バレエ「ロミオとジュリエット」の誕生、 クランコ版ほか数々のバレエの名演出版、 またミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」や演劇・映画の「ロミオとジュリエット」までを紹介。
バレエマルシェ
普段はインターネットのみで販売されているバレエグッズや、なかなか間近で見る機会の少ない舞台衣裳、ティアラなどのアクセサリー、バレエをモチーフにした食品など、バレエにまつわる様々な商品を扱う店舗が軒を連ねる。また、この大ホールホワイエには、今年のメインテーマ『ロミオとジュリエット』で実際に使われるバルコニーが出現。
バレエマルシェ Photo:Mizuho Hasegawa
イラスト:武蔵野ルネ
バレエウェア・コレクション 2022
プロダンサー&キッズダンサーが最新ウェア&衣裳を身にまとって登場する華やかなショーを今年は小ホールで開催。
バレエウェア・コレクション 2022 Photo:Mizuho Hasegawa
8バレエ団ダンサーズトーク&取材映像上映会
日本バレエ団連盟の8つの会員バレエ団からダンサーたちを招いてクロストーク。各バレエ団それぞれの個性を打ち出して活動する様子や、 所属ダンサーたちの日々の姿に密着取材した映像を一緒に見ながら、 楽しいトークを繰り広げていく。
(上段)左から荒井成也(井上バレエ団)、 真野琴絵(小林紀子バレエ・シアター)、 上山榛名(貞松・浜田バレエ団)、 塩谷綾菜(スターダンサーズ・バレエ団) (下段)左から植田穂乃香(東京シティ・バレエ団)、 上野水香(東京バレエ団)、 法村圭緒(法村友井バレエ団)、 水井駿介(牧阿佐美バレヱ団)
その他、公開レッスン、 武蔵野ルネのバレエ似顔絵コーナー、 ホリデイ★手作りランド、はじめましてクラシック~バレエ音楽への誘い~、 バレエ☆占い in ホリデイなど、子どもから大人まで楽しめる多数のイベントやワークショップが用意されている。事前のお申し込みやの購入については公式サイトにて確認してほしい。
公演情報
協力:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化会館
企画・制作:NBS 公益財団法人日本舞台芸術振興会
企画協力:バレエチャンネル
公式サイト: https://balletholiday.com/