日本人初のメジャーリーガー「マッシー村上」が始球式！ 8/4は『野球伝来150年セレモニー』

読売ジャイアンツは8月4日（木）、東京ドームで『野球伝来150年セレモニー』を実施する。対戦相手は阪神タイガース。

このイベントは野球が日本に伝わってから今年で150年になることを記念したもの。当日は男性ボーカルグループ・ゴスペラーズの黒沢薫に加え、アメリカ空軍音楽隊のボーカリスト2名がそれぞれ日米の国歌を詠唱する。

なお、当日の国歌詠唱は日本国歌をゴスペラーズの黒沢薫、アメリカ国歌をアメリカ空軍音楽隊のボーカリストAinsley DeWitt氏、Alycia Cancel氏が務める。黒沢薫のコメントは以下の通り。

普段は5人で歌っておりますが、今回は独唱いたします。記念すべきイベントに国歌で参加できること、嬉しいと同時に身が引き締まる思いです。精一杯歌わせていただきます。（黒沢薫）

さらに、日本人初のメジャーリーガーである“マッシー村上”こと村上雅則氏が始球式を行う。村上氏は、1963年に投手として南海ホークスへ入団。2年目の1964年にメジャーリーグ「サンフランシスコ・ジャイアンツ」傘下の1Aフレズノに野球留学で派遣された。後にジャイアンツに昇格し、日本人初のメジャーリーガーとなっている。

始球式にのぞむ村上氏のコメントは以下の通り。

米国メーン州ゴーラム生まれのホーレス・ウィルソン氏は南北戦争後、サンフランシスコに移り外国人教師として来日、東京開成学校（のちの東京大学）の教師となりました。教えていた学生があまり運動をしないので、一時帰国した際にベースボールグッズをもって再来日し、学生に教えたのが1872年だと聞いております。

それから150年経ち、今や日本の国技として楽しんでいることは素晴らしいことだと思います。この記念すべき150年の年に、始球式をさせていただくこと、大変うれしく、光栄に思っています。（村上氏）