ラモーンズ出演、「B級映画の帝王」ロジャー・コーマン製作総指揮 『ロックンロール・ハイスクール』日本初ロードショー公開が決定

2022.8.3
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(C)1979 New World Productions Inc. All Rights Reserved.

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映画『ロックンロール・ハイスクール』が9月23日(金)に公開されることが決定した。

『ロックンロール・ハイスクール』は、「B級映画の帝王」と呼ばれるロジャー・コーマン氏が製作総指揮、ラモーンズが出演したロック映画。1979年に制作され、これまで日本ではイベント上映が行われたのみで、正式なロードショーとしては公開されていなかった。

ヴィンス・ロンバルディ高校のロック全面禁止女校長ミス・トーガーは校内のダメ男2人を手下に従え、ロック系レコードを燃やし、生徒を取り締まっていた。ロック大好きリフ・ランデルは、執拗な妨害にもめげず音楽の課題でラモーンズのために「ロックンロール・ハイスクール」を作詞し、ライブ会場でプレゼントすることに成功。曲を受け取ったジョーイ・ラモーンは大喜びし、ラモーンズはリフのためにミス・トーガーをやっつけるべく、高校へ乗り込む。

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本作でメガホンをとったのは、コーマン門下生で、『ハリウッド・ブルバード』や『デススポーツ』などで知られるアラン・アーカッシュ監督。また、『ピラニア』『グレムリン』などのジョー・ダンテ氏がアーカッシュ監督とともに原案を手がけている。撮影は『ハロウィン』『遊星からの物体 X』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどのディーン・カンディ氏が担当している。P.J.ソールズ(『キャリー』『ハロウィン』)がリフ・ランデルを演じるほか、クリント・ハワード(『デビルスピーク』『処刑ライダー』)、ポール・バーテル(『デス・レース 2000年』『フライパン殺人』監督)、メアリー・ウォロノフ(『爆走!キャノンボール』『ハリウッド・ブルバード』)、 ディック・ミラー(『白昼の幻想』『ビッグ・バッド・ママ』『グレムリン』)らが出演。サウンドトラックには、ラモーンズの楽曲のほか、アリス・クーパー、ポール・マッカートニー&ウィングス、ディーヴォ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなどが使用されている。

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なお、ラモーンズはメンバー全員が出演し、劇中でライブ映像5曲を披露。ほかにもキャデラックのオープンに乗りながらの演奏シーンや、シャワーを浴びながらベースを弾くディー・ディー・ラモーン、楽屋で主演のP.J.ソールズとピザを頬張る姿も披露している。日本初のロードショーを受け、日本版新ビジュアルも公開されている。

『ロックンロール・ハイスクール』はシネマート新宿にて9月23日(金)より公開 ほか全国順次公開。

 

作品情報

映画『ロックンロール・ハイスクール』
(1979年/アメリカ/93分)
原題:ROCKʼNʼROLL HIGH SCHOOL
監督:アラン・アーカッシュ 製作:マイケル・フィネル 製作総指揮:ロジャー・コーマン
原案:アラン・アーカッシュ、ジョー・ダンテ 脚本:ジョセフ・マクブライド 撮影:ディーン・カンディ
出演:P.J.ソールズ、ヴィンセント・ヴァン・パタン、メアリー・ウォロノフ 、 ポール・バーテル、クリント・ハワード、ディック・ミラー、デイ・ヤング、RAMONES
レーティング:PG12
キングレコード提供|ビーズインターナショナル配給
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