新エトワール誕生にダンサーたちが歓喜 『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』の本編映像が解禁
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『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』 (C) Ex Nihilo – Opéra national de Paris – Fondation Rudolf Noureev – 2021
2022年8月19日(金)より、Bunkamura ル・シネマ他にて全国順次公開される、新エトワール誕生までの軌跡を追った情熱のドキュメンタリー『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』。この度、本編映像が解禁された。
パリ・オペラ座に特別に許可を受け、パンデミック禍の閉鎖からの復活の日々を撮影した貴重な映像が数々収められた本作。マスクを着けたダンサーたちのレッスン、最高峰のエトワールたちの長い休みからの再開のレッスン、そして、新たな公演(シーズン)に向けレッスンを重ねていく日々。バレエダンサーたちの不安、葛藤、期待といった心境に寄り添いながら、ダンサーと振付師が協力し合い、ひとつの舞台を作り上げていく姿を追っていく。
今回、解禁された本編映像では、新エトワール誕生の場面が切り取られている。
ポール・マルク、エトワール任命の瞬間/『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』本編映像公開!
コロナ禍での感染拡大の為、公演中止となり、1度限りの無観客のライブ配信となった『ラ・バヤデール』の後、演目を踊り終えたダンサーたちが無観客の客席に向かってお辞儀をするシーンが映し出される。その時、パリ・オペラ座総裁のアレクサンダー・ネーフと、バレエ団芸術監督のオレリー・デュポン(2022年7月31日退任)が舞台に入り、「ポール・マルクをエトワールに任命します。おめでとう」と新エトワール誕生が発表されると、ダンサーたちから歓喜の声が上がる。エトワールとは、パリ・オペラ座のダンサーで一番高い階級で、主役級のダンサーだけに許され、バレエ団の顔となるダンサーたちにとって憧れの称号。エトワールに任命されたポール・マルクは驚きと喜びを隠しきれない様子で、「コロナ禍でも前の生活が少し戻った気がする。ダンサー仲間は僕を抱きしめてくれた。あの瞬間は心から感動したよ。一生に一度の魔法のような瞬間だ。絶対に忘れない」と、その夢のような瞬間を語っている。コロナ禍ということを一瞬だけ忘れ、舞台裏でダンサー達と抱き合って喜びを分かち合う姿に思わず感動する場面となっている。
この続きは劇場で堪能しよう。
上映情報
劇場:Bunkamura ル・シネマ他全国順次公開
出演:パリ・オペラ座バレエ
アマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ドロテ・ジルベール、リュドミラ・パリエロ、パク・セウン、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、ユーゴ・マルシャン、ポール・マルク
アレクサンダー・ネーフ(パリ・オペラ座総裁)、オレリー・デュポン(バレエ団芸術監督)
配給:ギャガ
Twitter:Twitter@new_parisopera