ピアニスト・亀井聖矢が地元ホールにピアノを寄贈 幼少より成長を支えた思い出のピアノ
ピアニストの亀井聖矢が、クララザールじゅうろく音楽堂(岐阜県)に、自身が幼少期より使用していたグランドピアノを寄贈。2022年8月8日(月)同音楽堂にて寄贈式・感謝状贈呈式が行われ、十六銀行 取締役常務執行役員の所孝一氏より感謝状が贈られた。
今年4月にマリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位受賞、6月にはヴァン・クライバーン国際コンクール セミファイリストに選出されるなど目覚ましい躍進を見せる亀井だが、クララザールは幼少より度々演奏するなど深い縁があるという。特筆すべきは、YouTubeにて180万回超の視聴回数と話題を呼んでいる、幼少期の「ラ・カンパネラ」演奏動画。こちらも10歳のときクララザールで撮影されたものだという。
リスト/ ラ・カンパネラ(F.Liszt / La Campanella)
今回寄贈されたグランドピアノは、亀井が10歳の時に購入したもので、その成長を支えた思い出のピアノとのこと。思い出の地であるクララザールへ寄贈したいとの本人の意向があり、今回の寄贈が実現したという。該当のピアノは、クララザールじゅうろく音楽堂の控室(ルナギャラリー)に設置され、ホール利用者の本番前の練習用などで使用することができる。