のちのプライマル・スクリーム ボビー・ギレスピーらとの若き日の姿を切り取った映画『クリエイション・ストーリーズ』場面写真
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10月21日(金)公開の映画『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』から、場面写真2点が解禁された。
『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』は、90年代のブリット・ポップの最中にプライマル・スクリーム、ジーザス&メリーチェイン、オアシスなどを世に送り出した“クリエイション・レコーズ”創設者アラン・マッギーの波乱万丈な半生を映画化したもの。『トレインスポッティング』などのダニー・ボイルが製作総指揮、アーヴィン・ウェルシュ(『トレインスポッティング』)とディーン・キャヴァナーが脚本を手がけた作品だ。メガホンをとったのは、『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『ハリー・ポッターと死の秘宝』などの俳優としても知られるニック・モラン監督。また、アラン・マッギー役でユエン・ブレムナーが出演するほか、スキ・ウォーターハウス、ジェイソン・フレミング(『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』など)がキャストに名を連ねている。
スコットランドで生まれ育った青年・アランはロックスターになることを夢見ていたが、保守的な父親とぶつかってばかり。地元の友人とロンドンに飛び出たアランは仲間とクリエイション・レコーズを設立する。出たとこまかせのレーベル運営はトラブル続きだったが、アランは宣伝の才能を発揮。次々と人気バンドを送り出して、クリエイションはイギリスを代表するレーベルに成長する。しかし、レーベル運営のプレッシャーや家庭問題から次第にアランは精神的に追い詰められていく。
解禁された場面写真では、スコットランドで生まれ育ったアラン・マッギーが、同級生のボビー・ギレスピーやアンドリュー・イネスとバンドを組んでいた当時のシーンが切り取られている。3人は当時流行していたパンク・ロックを通じて親交を深め、アランはイネスとともにロンドンに上京。その後、クリエイション・レコーズを創設している。一方、スコットランドに残ったギレスピーは、友人のジム・ビーティとプライマル・スクリームを結成した。さらに、1984年にはプライマル・スクリームがアラン率いるクリエイション・レコーズと契約し、「オール・フォール・ダウン」、「クリスタル・クレッセント」のシングル2枚を発売している。
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本作では、こうしたプライマル・スクリームとアランとの深い関係が描写されているという。また、プライマル・スクリームのほか、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの「ラヴレス」レコーディングのエピソードや、オアシスとの出会いなども描かれているとのこと。
『クリエイション・ストーリーズ~世界の音楽シーンを塗り替えた男~』は10月21日(金)、新宿シネマカリテほか全国ロードショー。