小菅 優、小曽根 真、角野隼斗が『BBC Proms JAPAN 2022』オフィシャル・ナビゲーターに就任
(左から)小菅 優、小曽根 真、角野隼斗
2022年10月29日(土)~11月6日(日)東京と大阪の2都市で、BBC交響楽団と同楽団首席客演指揮者ダリア・スタセフスカらの出演による『BBC Proms JAPAN 2022』が開催される。この度、開催に向けて小菅 優、小曽根 真、角野隼斗がオフィシャル・ナビゲーターに就任した。
日本を代表するこの3名のピアニストは、それぞれの「Prom」に出演するだけなく、3年ぶりに日本で開催される『BBC Proms』の魅力を公式サイトなどをはじめ各メディアで発信する。さらに、各公演での「プレトーク」で、ゲストとしても参加する予定(参加日程は後日発表)。
また、11月4日(金)Bunkamuraオーチャードホールにて開催する『Prom 4』の公演内容も決定。「Game & Cinema Prom」と題して、米田覚士に指揮による東京21世紀管弦楽団の演奏、そしてソリストに角野隼斗(ピアノ)を迎え、『ファイナルファンタジー』や『キングダム ハーツ』などのゲーム音楽をオーケストラによる演奏でおくるするほか、2019年に初演された挾間美帆により作曲された「ピアノ協奏曲第1番 第1楽章」、吉松 隆により作曲された「ピアノ協奏曲『メモ・フローラ』 Op.67」などの現代曲も演奏する。
ダリア・スタセフスカ(指揮)
その他、2回目となる日本での公演は、世界中から注目を集める指揮者ダリア・スタセフスカが、『BBC Proms』の代名詞ともいえる英国を代表するオーケストラBBC交響楽団とともに、様々なプログラムで音楽の魅力を披露する。そして、オフィシャル・ナビゲーター3名のほかにも、エネルギッシュな存在感と天賦の音楽性で聴衆を魅了するヴァイオリニストのニコラ・ベネデッティ、バロック音楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを歌い欧州の音楽祭で数々の出演歴を持つオペラ歌手のロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、感情豊かな表現と確かな技術を兼ね備え世界中のアーティストが信頼を寄せるチェリストのソル・ガベッタ、『Prom 2』で小曽根 真と2016年以来の共演を果たすゴンサロ・ルバルカバといった、世界各国を代表するアーティストが連日登場し、再び日本にて英国発の世界最大級クラシック音楽フェスティバル『BBC Proms』を楽しめる特別な9日間が開催される。
ダリア・スタセフスカ指揮BBC交響楽団
オフィシャル・ナビゲーター コメント
■小菅 優(ピアノ/11月5日『Prom 5』出演)
『BBC Proms JAPAN』で演奏させていただくことをとても楽しみにしています。伝統のあるBBC交響楽団ですが、毎回共演させていただくと、オーケストラの皆さんそれぞれが自分の言葉で語りかけてくるように、キャラクターや個性に溢れていて、音楽の対話がこの上なく楽しいです。今回、『Prom 5』に出演し、彼らたちとマエストロのダリア・スタセフスカと一緒に、どんなグリーグのコンチェルトを届けられるのか、今から興奮しています。是非、皆様ご来場ください。
■小曽根 真(ジャズ・ピアノ/11月2日『Prom 2』出演)
日本で2回目となる『BBC Proms JAPAN』に出演させていただく事になり、本当に光栄に思っています。今回、私は、キューバの生んだ天才にコンポーザー、ピアニストのゴンサロ・ルバルカバとピアノのデュエットをお贈りします。二人の即興で、どこまで、どんな大きな宇宙が描けるか、今からとても楽しみにしています。クラシックやジャズは、敷居が高い思われる方もいるかと思いますが、皆さんの心に「ドーン」と響く、素晴らしい音楽を届けられると思います。たくさんの素晴らしい音楽を聴きに来ていただけたらと思います。会場でお待ちしています。
■角野隼斗(ピアノ/11月4日 『Prom 4「Game & Cinema Prom」』出演)
8月にロンドンに行き、現地で初めて「Proms」を体感してきました。クラシック・フェスという事で、気軽さと格調高さが両立しているところが何より素晴らしいし、本当にかっこいいものをこんなに身近に見られるというありがたさと魅力を感じました。今回、日本で自分が出演する<Prom 4「Game & Cinema Prom」>は、日本人の作曲家、かつ今活躍している方に焦点をあててコンサートを構成しました。こうした音楽を会場で触れていただき、何か新しい発見や面白さを感じてもらえたらいいなと思います。
公演情報
『BBC Proms JAPAN 2022』
Bunkamuraオーチャードホール
ザ・シンフォニーホール
管弦楽/BBC交響楽団(10/29、31、11/3、5、6出演)、東京21世紀管弦楽団(11/4出演)
指揮/ダリア・スタセフスカ(10/29、31、11/3、5、6出演)、米田覚士(11/4出演)